これから新しく家を購入する方にとって、検討している地域の土地価格相場はとても気になるところだと思います。もし地価が上がってしまうようなら、早めに計画を進める必要があるかもしれません。
今回は兵庫県姫路市でマイホーム購入を考えている方に向けて、土地の価格相場やこれからどう変動するかをわかりやすく解説します。住宅ローン金利の今後の見通しも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
姫路市の土地価格相場は?

最新情報として公開されている2024年の兵庫県姫路市の土地価格相場は、国土交通省が示す不動産の公示価格全体の平均を見ると、1坪およそ35万円。1坪とは畳2枚の広さで、土地の広さを表す単位の一つです。仮に40坪の土地を購入すれば1,400万円、50坪なら1,750万円になります。
兵庫県の市町村地価ランキング
姫路市の土地価格を、兵庫県内の他の市町村と比べてみましょう。地価ランキングトップ10は以下の表のようになっています。姫路市はランキング9位で、芦屋市や神戸市、西宮市といった上位から比べるとかなり手頃な価格といえます。
順位 | 市区町村 | 坪単価 |
---|---|---|
1 | 芦屋市 | 141万円 |
2 | 神戸市 | 121万円 |
3 | 西宮市 | 109万円 |
4 | 尼崎市 | 89万円 |
5 | 宝塚市 | 67万円 |
6 | 伊丹市 | 60万円 |
7 | 明石市 | 42万円 |
8 | 川西市 | 39万円 |
9 | 姫路市 | 35万円 |
10 | 加古川市 | 28万円 |
姫路市の駅地価ランキング
同じ姫路市の中でも、地域によって地価が異なります。エリア地価の目安となる駅の地価トップ15は、以下の表のとおりです。希望するエリアの坪単価に、土地の広さである40坪や50坪をかけるとおおよその土地価格がわかります。
順位 | エリア | 坪単価 |
---|---|---|
1 | 姫路駅 | 64万円 |
2 | 手柄駅 | 50万円 |
3 | 東姫路駅 | 33万円 |
4 | 京口駅 | 31万円 |
5 | 亀山駅 | 31万円 |
6 | はりま勝原駅 | 31万円 |
7 | 播磨高岡駅 | 26万円 |
8 | 飾磨駅 | 26万円 |
9 | 広畑駅 | 26万円 |
10 | 英賀保駅 | 25万円 |
11 | 野里駅 | 24万円 |
12 | 夢前川駅 | 24万円 |
13 | 白浜の宮駅 | 23万円 |
14 | ひめじ別所駅 | 23万円 |
15 | 網干駅 | 22万円 |
※一般的に公示地価は実際の価格より低いためご注意ください。
今後の姫路市の地価はどうなる?

2024年に発表された都道府県地価調査では、地価の上昇傾向が示され、上昇幅も拡大している結果が報告されています。
金利上昇の兆しはあるものの低金利が継続しているため住宅需要は堅調で、特に都心部では地価上昇傾向が強まっています。
公示価格の変動傾向について
姫路市は中心部や駅周辺の開発が盛んで、新しい商業施設や新興住宅地が次々と作られています。そうした生活しやすい地域は人気が高まっています。
逆に郊外の駅から離れた地域に家を買う人は減少傾向で、そうした地域の地価は下がっています。
生活利便性の高い地域で住宅購入を考えるなら、地価が下がることは期待しない方が良いかもしれません。
姫路市の住環境について

姫路市は中心部に世界遺産の姫路城があり、南は海に面するなど景観豊かな街です。交通の便は非常に良く、鉄道では山陽新幹線、JR神戸線・播但線・姫新線、山陽電鉄本線・網干線と複数の路線が乗り入れています。在来線を使って神戸まで約40分、大阪までは約1時間で行くことができます。
また駅周辺は再開発が進み商業施設が充実しています。ほとんどの買い物が駅のまわりで済み、さらにカフェやレストランなどの飲食店も多く、気軽に外食が楽しめます。また周辺には公園も多く、休日にはピクニックを楽しむ家族連れをよく見かけます。
人口の推移について

2025年1月1日の姫路市の人口は519,096人と、10年前に比べて1,700人ほど減少しています。現代は多くの市町村で、少子高齢化による人口減少が進んでいます。姫路市の10年間で1,700人の減少というのは、ほぼ横ばいといえる範囲でしょう。
家を購入すべきタイミングは?

家を購入するタイミングで地価以外に注意したいのが、家の価格と住宅ローン金利の上昇です。特に2024年から2025年にかけては金融政策にも大きな動きがあり、地価と併せて注目することをおすすめします。
建材や人件費の急上昇で家の値上げが続く
家を購入するタイミングでは、家の価格上昇にも注意をしましょう。
近年、建築費の上昇が続いており、この傾向は2025年以降も継続すると予想されています。建築費上昇の主な要因として、建材価格の高騰や輸送コストの増加に加え、建設業界における人件費の上昇が挙げられます。特に、労働力不足や賃金引き上げの動きが人件費の増加を加速させており、新築住宅の価格がさらに押し上げられる可能性があります。
円安も追い打ちをかけ、これから家の価格が下がるきざしは残念ながら見えません。
家の価格の面では、できるだけ早めに計画を進めた方がお金の負担が少なく済むといえるでしょう。
住宅ローン金利は上昇傾向

2024年以降、日本では日銀が超低金利政策を修正し、長期金利の上限引き上げを段階的に実施しました。これに伴い、大手銀行も住宅ローン金利を引き上げ、2024年初頭では10年固定金利が1%台後半に上昇。変動金利は依然低水準を維持していますが、今後の金利動向への懸念で固定金利を選ぶ動きが増加しています。
金利が上がれば、同じ金額を借りた場合でも支払額が増えてしまいます。
支払い額を増やさないためには借りる金額を減らす必要があり、購入する家の額を下げざるを得ない結果になってしまうでしょう。金利の上昇が拡大する前に住宅購入の検討をおすすめします。
控除や補助金が充実している

マイホーム購入では「お金を貯めてから買った方が良いのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし現在は以下のような、マイホーム購入に対する補助金や控除が用意されています。こうした制度を利用すれば、貯金するよりお得に家を購入できるかもしれません。
ZEH支援事業

ZEH(ゼッチ)住宅とは高性能な断熱材と窓で冷暖房効率を高め、太陽光発電やエコキュートといった省エネ設備によって光熱費をゼロに近づける住宅のことです。このZEHに対しては国が支援事業を行っており、補助金が支給されます。
ヤング開発の住まいは、全戸がZEH住宅を無料標準にしています。追加料金なしで光熱費がゼロに近づく家になり、しかも補助金も活用できるためお得にマイホームを手に入れることができます。
補助金の募集は例年4期に区切られていますが、2025年の詳しいスケジュールはまだ公表されていません。(2025年2月17日現在)
また、子育て世帯や若者夫婦世帯に当てはまれば、後に説明する「子育てグリーン住宅支援事業」の活用で最大160万円の補助金を受け取れます。どちらかを選択いただく形になるため、ご注意ください。
住宅ローン控除

住宅ローン控除は年末のローン残高の0.7%が、所得税や住民税から最大13年間控除される制度です。仮に3,000万円のローンを借りれば、最大で273万円(※)の控除が受けられます。またこの制度では、住宅の省エネ性能が高いほど、より多くの控除が受けられるよう設計されています。
控除対象となるのは2025年12月31日までの入居が条件となっているため、早めの家の住宅購入がおすすめです。
※所得税・住民税の納税額が上限となるため、最大額まで控除されない可能性があります。
子育てグリーン住宅支援事業

子育てグリーン住宅支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯の住宅購入を支援する制度です。子育て世帯とは申請時点において、2006年4月2日以降に生まれた子を持つ世帯のことです。若者夫婦世帯は申請時点において夫婦であり、いずれかが1984年4月2日以降に生まれたことが条件になります。
この制度では、「GX志向型住宅」で160万円、「ZEH水準住宅」で40万円の補助金を受けられます。
申請期間は2025年12月31日までと設定されていますが、予算上限に達すれば早期終了するため、家づくりを検討する方は早めの申請を心がけましょう。
まとめ|姫路市での住宅購入は今がベストタイミング!

2025年現在の姫路市の土地価格相場は、地域やエリアによって大きな差が見られるものの、全体的に堅調な上昇傾向が続いています。特に、姫路駅周辺の利便性の高いエリアは安定して高価格を維持しています。交通の便が良く買い物もしやすいなど、条件の良い地域の住宅購入は早めに検討した方がよいでしょう。
さらに住宅価格やローン金利の上昇傾向も強く、住宅購入支援の控除や補助金が充実している今、マイホームを手に入れる絶好のタイミングといえそうです。
ZEH住宅が標準仕様、さらにGX志向型住宅で必要な「HEAT20 G2グレード仕様」を選べる無料標準(※)として展開しているヤング開発の住まいなら、さらにお得にマイホームを手に入れられます。姫路市やその周辺で住宅購入を検討されている方は、ぜひご相談ください。
※選べる無料標準「HEAT20 G2グレード仕様」が、GX志向型住宅のエネルギー消費基準をクリアします。
▶「GX志向型住宅」について詳しくはこちら


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