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2023.01.18

土地を購入して家を建てる方にとって、検討している地域の土地価格相場はとても気になるところだと思います。もし価格が上昇しそうなら、早めに家の購入を考えた方が良いかもしれないからです。

今回は兵庫県加古川市で土地の購入を検討している方に向けて、同地域の土地の価格相場と今後価格がどのように変動していくかを予想します。住まいを購入すべきタイミングについても、解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。


加古川市の土地価格相場は?

兵庫県加古川市の2023年の土地価格相場は、国土交通省が示す公示価格によると1坪あたりおよそ32万円です。1坪は畳2枚の広さで、土地や家の面積を表す単位の1つです。仮に40坪の土地を購入すれば1,280万円、50坪なら1,600万円ということになります。


兵庫県の市町村地価ランキング

加古川市の土地価格は、兵庫県内の市町村地価ランキングで第9位に位置しています。芦屋市は別格としても、その他上位の市町村と比べて比較的購入しやすい価格になっています。

順位市区町村坪単価
1芦屋市127万円
2西宮市92万円
3神戸市76万円
4尼崎市70万円
5伊丹市64万円
6宝塚市54万円
7明石市41万円
8川西市35万円
9加古川市32万円
10姫路市31万円

※一般的に公示価格は実際の価格より低いためご注意ください。


加古川市の地域別地価ランキング

同じ加古川市内でも、地域によって地価は変わります。同市の駅周辺エリアの地価トップ15は、以下の表のようになっています。希望する地域があれば、表の坪単価に40坪や50坪をかけるとおおよその土地価格がわかります。土地を購入する地域を検討するうえでの参考にしてみてください。

順位エリア坪単価
1加古川町47万円
2加古川駅46万円
3東加古川33万円
4平岡町31万円
5米田町26万円
6別府駅26万円
7別府町25万円
8日岡25万円
9野口町24万円
10東神吉町24万円
11土山23万円
12宝殿23万円
13尾上の松21万円
14尾上町20万円
15浜の宮19万円

※一般的に公示価格は実際の価格より低いためご注意ください。


今後の加古川市の売り土地価格はどうなる?

土地購入を考える際に大きなポイントになるのが、地価がこれからどう変動するかでしょう。地価が下がるなら様子を見た方が良いかもしれませんが、上昇するなら早めに家を購入した方が出費を抑えられます。結論から言うと、加古川市の地価は今後上昇する可能性があります。


加古川市全体の価格は上昇傾向

加古川市全体の地価は、2016年から上昇を始め2022年までの6年間で1.2%も上昇しています。これは2015年に誕生した安倍政権が行った「アベノミクス」による超低金利政策によって、住宅ローン金利が大きく下がったことが影響していると思われます。

今後はコロナ禍における景気の不透明感などから、芦屋市や西宮市、神戸市など地価の高い市町村を避け、出費が抑えられる加古川市に住みたいという人が増えると予想されます。需要が増えれば当然地価も上昇するため、好条件の土地ほど早めに購入した方が良いでしょう。

利便性の良い土地が人気

地価が上昇傾向にある加古川市の中でも、地域別地価ランキングの上位地域はさらに上昇幅が大きくなっています。2016年以降、加古川町は+5.9%、加古川駅は+6.03%、東加古川は+3.41%と、加古川市全体よりさらに高い上昇率です。6%も上がるということは、1,500万円の土地なら90万円も余計に支払うことになります。

これらの地域は駅や幹線道路に近く、近隣に日常生活の買い物ができる商業施設も充実しています。都市部ほどにぎやか過ぎないなど住環境は良好なため、便利で住みやすい環境が希望なら、早めに家の購入を検討した方が出費を抑えられるでしょう。


人口の推移について

加古川市の人口は10年前の2017年の268,541人から、2022年は261,661人と約6.900人減少しています。これは近年の少子高齢化の影響が考えられ、多くの市町村で同じような人口減少が起きています。しかし加古川市の中心部の地価上昇を見ると、生活に便利な地域では人が増えている可能性もあります。


住まいを購入すべきタイミングは?

ではこれから家を購入するには、どのタイミングがよりお得に家を購入できるのでしょうか。


住宅ローン控除は2024年から縮小

2025年までに住宅ローンを使って家を購入すると、所得税や住民税の一部が控除される「住宅ローン控除 」が適用されます。年末時点のローン残高の0.7%が13年間にわたり控除され、仮に3,000万円の借入残高があれば1年に21万円の税金が控除される計算です。(※)

しかし2024年から借入限度額が縮小され、住宅ローンの金額によっては控除額が減ってしまう可能性があります。そのため2023年中に家を購入したほうが、条件次第でより多くの控除を受けられることになります。

※納税している所得税・住民税の税額以上には控除されませんのでご注意ください。

物価と金利の上昇傾向が続く

ウッドショックによる木材価格の上昇、ウクライナ紛争や円安の影響によるその他資材の価格高騰などで、注文住宅を中心に値上げする住宅会社が増えています。こうした材料などの価格上昇は収まる気配が見えず、むしろさらに価格が上がる勢いです。

また住宅ローン金利も上昇する兆しがあり、主要な住宅ローンの一つであるフラット35の金利は2022年の3月頃から上昇を始めています。これらのことから家を購入する時期をあまり先延ばしにすると、同じ土地や家を手に入れるとしても、タイミングによって余計にお金を払うことになる可能性があります。


売り土地だけを購入する注意点

土地の価格相場について調べている方の中には、家と土地を別々に購入した方が良いのか、それとも土地と家を一括購入できる建売住宅が良いか迷っている方もいるかもしれません。そこで最後に、土地だけを購入して家を建てる場合の注意点をお伝えしておきます。



手続きが複雑になる

土地を購入して別に家を建てるとなると、手続きが増え複雑になってしまいます。それぞれに契約を交わすため確認する項目は倍になり、さらにローンの手配も2つになります。土地や家の購入が初めての方にとって非常に手間がかかるうえに、思わぬ失敗をしてしまう恐れもあります。

一方で土地と家がセットになった建売住宅なら、契約や各種手続き、住宅ローンの手配も1回で済みます。より少ない手間で失敗の恐れも少ない建売住宅なら、安心して家を手に入れることができるでしょう。


追加費用発生のリスク

土地を購入してから家を建てる場合は、好みに合わせて間取りを設計できるメリットがあります。しかし最終的なプラン決定まで金額がいくらになるか不透明というリスクがあります。契約した後に金額が上がってしまった、というトラブルはこの不透明さが原因になっています。

一方で建売住宅なら家が完成して金額が決まった状態で購入するため、後から予想外の費用がかかる心配はありません。さらにヤング開発の「注文家創り」なら、延床面積が変わらなければ間取りを変更しても金額は同じなので安心です。



まとめ

加古川市は姫路市や神戸市へアクセスしやすく、通勤や買い物などの便が良いと人気の街になっています。しかも県内の地価ランキング上位に比べ、現実的な価格で家を購入できるという大きな魅力もあります。 一方で利便性の良い地域を中心に地価は上昇傾向にあり、住宅価格や住宅ローン金利も上がっていることも考えると早めの土地や家の購入をおすすめします。ヤング開発では加古川市やその周辺地域で積極的に分譲住宅の販売を行っていますので、ぜひお気軽にご相談下さい。


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