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2023.01.30

建売住宅を初めて検討する方にとって、そのメリットや注文住宅との違いはわかりにくいものかもしれません。しかし、その人気の理由を知れば、納得したうえで建売住宅を選ぶことができるでしょう。今回は建売住宅と注文住宅との違いや、建売住宅のメリットとデメリット、デメリットの解決方法などを詳しく解説します。


建売住宅とは

建売住宅とは建物と土地がセットで販売されている住まいのことです。以前は土地に家が完成してから販売するケースが多かったのですが、最近は建築中や着工前に販売することも増えています。家の間取りやデザインはあらかじめ決まっており、一部の住宅会社を除いて変更することはできません。


注文住宅との違い

注文住宅はどんな家を建てるかを、お客様と住宅会社が打ち合わせをしてから建築します。そのため希望に合わせて、間取りやデザイン、設備などを決められます。ただし家と土地は別々に探して購入することになります。


建売住宅と分譲住宅の違い

大きな敷地を分割し、そこに建売住宅を建てて販売する場合は「分譲住宅」と言われることもあります。まわりも同じ時期に家を購入する人たちであり、子育て世代で年齢も近い人が多いなど、近所付き合いがしやすいというメリットがあります。


建売住宅が持つメリット

建売住宅にはどんな良さがあるのか、代表的な4つのメリットをご紹介します。

実物を確かめて決められる

建売住宅は完成物件であるため、実際にどんな家かを確かめて、買うかどうか決められます。一方の注文住宅は契約してから工事を行うため、完成するまでどんな家になるかわかりません。家はとても高額であるため、実物を見てから購入できる建売住宅に安心感をおぼえる方も多いのではないでしょうか。


短い期間で入居できる

建売住宅は既に工事が終わっていたり工事が始まっていたりするため、契約してから短期間で入居することができます。住宅ローンの手続きがスムーズに進めば、1ヵ月程度で新居に住むことも可能です。契約してから設計をして工事を行い、長いと住めるまでに1年ほどかかる注文住宅とは大きな違いです。


金額が明確で安心できる

建売住宅は金額が明確で、安心して購入できるメリットもあります。契約する時点で家の間取りや使う材料などが決まっており、お客様が追加を希望されない限り、後から金額が増えることがないためです。予算オーバーを心配せずに済むため、安心です。


家と土地のローンが1回で済む

建売住宅は土地と家がセットになっているため、住宅ローンの申し込みは一回で済みます。注文住宅のように土地と家を別々に購入する場合は、金融機関によっては別々のローンを組むことになります。ローンが別になると、銀行に行く時間や書類を書く手間、必要書類を集める作業も2倍かかってしまいます。


建売住宅のデメリットと解決策

メリットの多い建売住宅ですが、一方で注意しておきたいデメリットもあるためご紹介します。さらにその解決策についても解説していますので、ぜひ目を通してみてください。


希望に合った間取りにできない

建売住宅は間取りやデザインが既に決まっており、希望によって変更ができません。一生に一度のマイホーム購入なので、間取りや設備、デザインを好みに合ったものにしたいという方にとっては、デメリットに感じてしまうかもしれません。


似た外観の家が並ぶことがある

隣接していくつもの建売住宅が作られる分譲住宅では、似た外観の家が並んでしまうことがあります。これは同じ住宅会社が建てるため、どうしても起きてしまう現象です。他の家とは違った外観にしたい方にとっては、気になるポイントかもしれません。


「注文家創り」なら希望の間取りと外観に

こうしたデメリットは、ヤング開発の「注文家創り」なら解決できます。未着工の家ならお客様のご希望で間取りが変更でき、しかも延床面積が同じなら価格は変わりません。さらに外壁や屋根、サッシ、玄関ドアなどの外観や、内装の色や柄まで多数のデザインの中から無料で選択できます。


他にもキッチンやお風呂、トイレなど設備の仕様や色柄も、ご用意した基準内なら金額を増やさずに変更できます。自分たちだけのオリジナルな住まいを作りたい、という方はぜひご検討ください。


建売住宅の噂とその真相

建売住宅を検討していると、次のような噂を耳にすることがありますが、果たして真相はどうなのでしょうか。


建売は長持ちしない?

建売住宅は価格が抑えられているため、注文住宅に比べ長持ちしないのではないか、と心配する声を聞くことがあります。しかし同じ建売住宅でも、ヤング開発がご提供している住まいのように「長期優良住宅仕様」という、国が定める耐久性の高い住まいの基準に適合しているものもあります。


逆に注文住宅でも長期優良住宅仕様に適合していない建物もあるため、建売住宅だから長持ちしないというのは誤ったイメージといえます。家の耐久性が気になるときは、公的な基準に照らし合わせて判断すると安心できるでしょう。




建売は夏暑く冬寒い?

建売住宅は断熱性能があまり良くなく、夏暑く冬寒い家になるという噂を耳にすることがあるかもしれません。しかしこの断熱性も、しっかりと基準に当てはめて判断することが重要です。


例えば建物の断熱性において、熱を伝えにくい断熱材や窓を使ったZEH仕様という国の基準があります。これは断熱性の高い家と太陽光発電を併用して、光熱費をゼロに近づける家のことです。国がこれからの脱炭素社会に向けて普及させたいと考えている、ハイレベルな断熱基準になっています。


ヤング開発では全戸標準仕様で、このZEH基準をクリアした断熱性能の建売住宅をご提供しています。断熱性も建売住宅だから、注文住宅だからという分け方ではなく、公的な基準を満たしているかどうかを確かめて選ぶようにしましょう。


建売住宅が価格を抑えられる理由

最後に、建売住宅はなぜ注文住宅に比べて値段が抑えられているのか、その3つの理由をお伝えします。


材料を一括仕入れ

建売住宅は同時期に複数の家を建てることが多いため、材料を共通化しまとめて仕入れることでコストを抑えています。しかもコンスタントに建売住宅を建てている住宅会社なら、年間で仕入れる材料もさらに多くなり、仕入先との価格交渉もしやすくなります。こうした仕組みで建売住宅は、高品質な住まいを現実的な価格でご提供できるようにしています。


業者に複数物件を依頼

建売住宅の中でも分譲住宅は、職人や施工業者に複数の建物工事を依頼できるため、1軒あたりの工事価格を抑えてもらいやすくなります。施工業者としても同じ分譲地内で何軒も仕事ができるので、移動時間のロスがないという良さがあります。分譲地の建売住宅はお客様と施工業者の両方に、コストのメリットがある住まいになっています。


打合せの手間が少ない

建売住宅は間取りやデザインが決まっています。そのためお客様と設計スタッフとの打ち合わせが最小限で済み、それによって労働コストによる価格の上昇を抑えています。間取りを決めるまでに何度も打合せを行う注文住宅とは、大きな違いといえます。目に見えない部分ですが、建売住宅が手頃な価格を実現している大きな理由の1つになっています。


まとめ

建売住宅は実物を見て購入できたり、短期間で入居できたりなど、多くのメリットがあります。間取りやデザインが変更できないことや、ご近所のお宅が似たデザインになりやすいといった注意点もありますが、ヤング開発の「注文家創り」なら解決できます。


さらにヤング開発では、全戸で長期優良住宅仕様やZEH基準をクリアし、耐久性や省エネ性も備えた建売住宅をご提供しています。快適な暮らしができる、より高性能な住まいをお考えの方は、ぜひヤング開発にご相談ください。

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