建売住宅を購入する際は、流れをしっかり理解しておかないと手続きがスムーズに進まず、入居時期が遅れてしまう恐れがあります。しかし「建売住宅の購入は初めてなので、どのような流れになっているかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、建売住宅の購入を検討している方に向けて、契約や引き渡しまでの流れをわかりやすく解説します。読んでいただくと、建売住宅を購入するステップや、それぞれの段階で注意すべきポイントを知ることができます。
建売住宅を契約するまでの流れ
はじめに建売住宅を契約するまでの流れを、5つのステップに分けてご紹介します。それぞれのステップを行ううえでの注意点もお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください
- 物件の見学
建売住宅の購入を検討するときは、まず気になる物件を見学しに行くことをおすすめします。実際に見ると部屋の広さや内外装の質感、生活したときの動線などが確認でき、購入を検討する際の大きな参考になるためです。
また物件を見学に行くと住宅会社の説明を聞けるため、より深くその家の魅力を知ることができます。例えば省エネ性や耐震性など見た目ではわからない部分の説明が聞ければ、物件購入の大きな判断材料になるでしょう。
- 予算の検討
見学して気に入った物件が出てきたら、全体の予算を立ててみましょう。物件の価格に諸費用を加えた合計額に対し、自己資金がいくら用意できるか、残りの額を住宅ローンで借りると返済額がいくらになるかで予算を考えます。
建売住宅の諸費用は、販売価格の5〜10%が目安と言われています。内訳は、仲介手数料や不動産取得税、司法書士への依頼料などです。販売する住宅会社や物件によって異なるため、見学のときに確認しておくと良いでしょう。
- 購入の申し込み
物件の条件に納得し、予算の見通しが立ったら購入の申し込みを行います。申し込みはその物件を買う意思表示になり、一定期間、他の人の商談をストップさせることができます。
ただし申し込みには有効期限があるのが一般的です。どれくらいの期間、物件を押さえておけるか住宅会社に確認し、できるだけ早めに契約へと進むようにしましょう。
- 住宅ローンの事前審査
購入の申し込み後、契約、住宅ローン審査へと進みます。住宅ローンには事前審査と本審査があり、事前審査とは住宅ローンを申し込む人に十分な返済能力があるかを金融機関が簡易的に行う審査のことです。
審査結果は申し込みから2〜3日程度で出る金融機関もあれば、1週間程度かかるところもあります。物件をスムーズに購入するには、この事前審査もなるべく早めに申し込んでおきましょう。
- 売買契約の締結
住宅ローンの事前審査の承認が降りたら、物件の売買契約を結びます。建物や土地の細かな条件が書かれた重要事項説明書と売買契約書の内容を確認し、署名と捺印をします。
契約を結ぶと、一定期間内に手付金を支払うことが必要です。手付金の額は住宅会社によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
- 建売住宅を契約した後の流れ
ここからは契約を結んだ後の流れをお伝えします。それぞれのステップでの注意点もチェックしていただき、予定通りに引き渡しが行えるようお役立てください。
- 住宅ローンの申し込み
売買契約を結んだ後は、すぐに住宅ローンの申し込みを行います。基本的には、物件を購入した住宅会社の案内に従って進めていけば問題ありません。
ただし所得証明書や納税証明書などの必要書類の用意に時間がかかると、手続きが遅れてしまうことがあります。用意する書類は事前に確認し、早めに用意しておくようにしましょう。
- 住宅ローン契約と実行手続き
住宅ローンを申し込むと金融機関が本審査を行い、承認されると住宅ローンの契約、実行手続きへと進みます。住宅ローンの実行とは借りたお金が自分の口座へ振り込まれることで、そこから物件の残金や諸費用の支払いを行います。
この時期は金融機関や役所へ足を運ぶ機会が増えるため、できるだけ時間を取れるようにしておきたいものです。特に実行手続きは平日に行われるケースが多く、時間も長めにかかります。住宅会社に早めに日程を確認し、可能なら休みを取っておくと良いかもしれません。
- 引き渡し
住宅ローンが実行され残金や諸費用の支払いが済むと、物件の引き渡しになります。住宅会社から鍵やさまざまな保証書、説明書などを受け取り、晴れてマイホームへの引っ越しとなります。
もし引っ越しの希望日が年末年始や年度末にかかる場合は、引っ越し業者が混み合うため早めに予約を入れておくようにしましょう。
- 登記手続き
銀行ローンの決済を行った直後から、司法書士が登記手続きに取り掛かり、引き渡しの少し後に登記が完了します。登記とは、法務局に建物や所有者についての情報を登録する手続きです。登記が終われば、晴れて土地も建物も自分の所有になります。
建売住宅購入で注意したい2つのポイント
最後に、建売住宅の購入を進めるときに注意したい2つのポイントをお伝えします。この2点を早めに確認しておくと、購入の手続きをスムーズに進めることができるでしょう。
- 1.住宅ローンの条件
住宅ローンの条件はなるべく早めに確認し、決めておくようにしましょう。住宅ローンの条件とは金利タイプを変動型にするか固定型にするか、配偶者の収入を加算する場合は連帯保証にするか連帯債務にするかペアローンにするかなどです。これらを決めるのに時間がかかってしまうと、住宅ローンの申し込みが遅れ、物件の引き渡しも後ろにずれ込んでしまいます。
住宅会社に返済額のシミュレーションやそれぞれの違いの説明をしてもらい、早めに決めておくことをおすすめします。
- 2.追加費用の有無
建売住宅を検討する際は、販売価格以外に追加費用がどれぐらいかかるかも早めに確認しましょう。建売住宅はすでに完成しているため、注文住宅のような契約後の追加費用が少ないのがメリットです。ただし建売住宅の中には、カーテンレール代や外構費用などが販売価格に含まれていないところもあります。
こうした費用が契約直前に判明すると、金額によっては資金計画の練り直しとなってしまいます。販売価格以外に追加費用がないか早めに確認し、それを含めた資金計画を立てておくようにしましょう。
ヤング開発が提供する建売住宅は、カーテンレールの取り付けはもちろん、外構工事もすべて販売価格に含まれています。後から費用が発生することを極力抑えていますので、安心してご検討ください。
まとめ
建売住宅を購入する流れを把握しておくことは、手続きをスムーズに進め予定通りに新居に引っ越すために、とても重要なポイントになります。しかし実際にそれぞれの手続きを確実に行い、スケジュール通りに引き渡しまで進めるのは、お客様にとって難しい部分もあるでしょう。
やはり信頼できる住宅会社を早めに見つけ、サポートを受けながら手続きを行ったほうが、安心して建売住宅を購入できるはずです。ヤング開発ではお客様のご希望のスケジュールに合わせながら、丁寧に購入のお手伝いをしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
2024年11月 (7)
2024年10月 (10)
2024年9月 (10)
2024年8月 (10)
2024年7月 (10)
2024年6月 (12)
2024年5月 (21)
2024年4月 (10)
2024年3月 (8)
2024年2月 (8)
2024年1月 (9)
2023年12月 (9)
2023年11月 (8)
2023年10月 (10)
2023年9月 (10)
2023年8月 (8)
2023年7月 (8)
2023年6月 (10)
2023年5月 (7)
2023年4月 (9)
2023年3月 (9)
2023年2月 (10)
2023年1月 (9)
2022年12月 (12)
2022年11月 (8)
2022年10月 (8)
2022年9月 (9)
2022年8月 (7)
2022年7月 (8)
2022年6月 (7)
2022年5月 (8)
2022年4月 (8)
2022年3月 (8)
2022年2月 (8)
2022年1月 (8)
2021年12月 (8)
2021年11月 (7)
2021年10月 (7)
2021年9月 (8)
2021年8月 (8)
2021年7月 (8)
2021年6月 (8)
2021年5月 (8)
2021年4月 (8)
2021年3月 (7)
2021年2月 (8)
2021年1月 (8)
2020年12月 (8)
2020年11月 (8)
2020年10月 (7)
2020年9月 (8)
2020年8月 (8)
2020年7月 (8)
2020年6月 (8)
2020年5月 (9)
2020年4月 (8)
2020年3月 (8)
2020年2月 (8)
2020年1月 (8)
2019年12月 (8)
2019年11月 (8)
2019年10月 (8)
2019年9月 (8)
2019年8月 (8)
2019年7月 (8)
2019年6月 (8)
2019年5月 (8)
2019年4月 (8)
2019年3月 (8)
2019年2月 (8)
2019年1月 (8)
2018年12月 (8)