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2022.06.21

こんにちは、ヤング開発です。


住宅の品質基準を分かりやすくするために構造や省エネルギー性など、項目ごとにランク付けする制度を「日本住宅性能表示基準」と言います。
2022年4月にこの制度が改正され、ZEH水準の等級として「断熱等性能等級5」「一次エネルギー消費量等級6」という、これまでのワンランク上の基準が新設されました。
今回は、この日本住宅性能表示基準の改正について簡単に解説します。


●日本住宅性能表示基準とは
「日本住宅性能表示基準」とは、国土交通大臣が定めた住宅性能の表示に関する基準のこと。
この制度では建物の構造や安全面、住まい環境など10項目について細かく評価されます。
住宅性能評価は、設計段階の評価が知れる「設計住宅性能評価」と、住宅の施工時および完成時の評価が知れる「建設住宅性能評価書」の2種類に分けられます。
購入を検討している物件の品質を比較したいときに、評価結果が記載された住宅性能評価書を確認することで、客観的なデータを知ることができるのです。


●2022年4月に日本住宅性能表示基準が改正!
政府の目標は、2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会を実現すること。
住宅の省エネ性能をさらに向上させるため、政府は2022年4月に日本住宅性能表示基準を改正しました。
改正内容は次のとおりです。
・ZEH水準の等級として「断熱等性能等級5」「一次エネルギー消費量等級6」を上位等級として新設
・断熱等性能等級と一次エネルギー消費量等級の両方が評価を得るための必修項目に
・CLTパネル工法の評価対象建築物における基準の位置づけ


注目すべきは、「断熱等性能等級5」「一次エネルギー消費量等級6」の新設です。
従来の断熱性能等級は等級4のUA値(※1)0.87が最高基準でしたが、新設された等級5はUA値0.6(※2)が新たに最高基準に。
また、一次エネルギー消費量等級6は、現行の省エネ基準よりも-20%の一時エネルギー消費量削減が基準となりました(再生可能エネルギーを除く)。


この改正によって、大手ハウスメーカーなどもZEH水準の「断熱等性能等級5」「一次エネルギー消費量等級6」の仕様の標準化を急ぐなど、住宅業界に新たな動きが広がっています。


※1 UA値(外皮平均熱貫流率)…住宅の内部から床・外壁・屋根や開口部を通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値
※2 地域区分6(東京等)の場合


●全戸ZEH標準のヤング開発は今までもこれからも最高等級!
多くの住宅会社にとって、今回の制度改正は「断熱等性能等級」「一次エネルギー消費量等級」の最高等級を取得するハードルを上げるものになったのではないでしょうか。
ヤング開発では業界に先駆けて、「ZEH住宅を家づくりのスタンダードに」を合言葉にZEH住宅の普及促進に取り組んできました。
数年前よりZEH住宅の全戸標準化をすでに達成し、業界の一歩先を行く性能の住まいをご提供しています。
そのため制度改正後も、住宅の仕様を変更する必要はなく、引き続き最高等級の住まいをお客様に提供し続けることができるのです。


これからもヤング開発は、お客様に年間を通して快適に過ごせる、エコで高品質な住宅をご提供してまいります。
今後もぜひ当社の取り組みにご注目ください。

スタッフ at 18.00 PM