マイホームは多くの方にとって一生に一度の大きな買い物。
せっかくならば、おしゃれで居心地のいい家にしたいですよね。
しかし、仕様がすでに決まっている建売住宅を自分好みのおしゃれな家にするのは難しいと考える方も少なくないでしょう。
この記事では、建売をおしゃれにするためのポイントをまとめて紹介します。「建売でも一味違うマイホームにしたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
建売住宅のデザインはおしゃれに見えない?
さまざまな仕様が選べて好みを存分に発揮できる注文住宅とは違い、建売住宅はデザインも間取りもイマイチ味気がない…と感じる方は一定数いるようです。
そんなイメージを与えてしまう理由としては、以下の内容が挙げられます。
・デザインや規格を統一して建材の調達コストを下げている
・万人受けする設計を目指している
・ベーシックな素材・カラーを採用している
建売住宅は、一般的に同一のコンセプトに基づき大量の住宅を施工します。そのため、デザインや規格を統一することで建材コストを抑え、割安な販売価格につなげられるのです。
また建売住宅は、ニッチな仕様で特定の客層を狙うよりも、多くの方が「住みたい」と思えるような仕様にすることを重要視している会社が多いです。一見地味に見えるベーシックな素材・カラーも幅広い客層を確保するためです。
際立った個性のない建売住宅はおしゃれに見えにくいという側面もありますが、誰もが使いやすく、長く飽きのこないデザインの住宅ととらえることもできるでしょう。
そんな建売住宅でもちょっとした工夫でおしゃれ度を格段にアップさせることが可能です。
次の項より外観と内観それぞれの3つのポイントを紹介します。「建売感」を減らしながら上質な家づくりを可能にするコツをチェックしましょう。
建売住宅の外観をおしゃれに見せるポイント
まずは外観から、おしゃれに見せるポイントを見ていきましょう。
外構にこだわる
建売住宅は、駐車スペースや門、ポストなどを含めた外構工事がすでに完了しているケースが多いです。
追加できる外構の要素としては、第一に植栽が考えられます。あまり大きな植栽は植えられない可能性が高いですが、樹形が美しい樹をシンボルツリーとしたり、葉の形や色合いがさまざまな低木を寄せ植えしたりすることで、外観の雰囲気をぐっと格上げできます。
近隣の住宅との違いを演出できるほか、程よい目隠し効果も期待できるでしょう。
さらに、表札などセレクトできる箇所があれば、少しでも自分の好みを反映できます。
照明で庭や外壁を演出する
外構工事として照明計画をやり直すのは少々難しいですが、コンセントやソーラーパネル付きの照明器具であれば簡単に追加可能です。
外構照明はさまざまなタイプがありますが、おしゃれに見せたいのであればおすすめは間接照明です。光源が直接見えるタイプではなく、庭木や壁面を照らすことで空間を演出するタイプのライトであれば、夜間の外構を一層おしゃれに引き立ててくれるでしょう。
外回りのライトアップは防犯面でも非常に効果的です。
エクステリア照明はホームセンターや家電量販店のほか、ネットショップでもさまざまな商品が展開されています。電源位置やコードの長さなどに注意しながら選んでみましょう。
ガーデンファニチャー(屋外家具)を置く
近年はオープンで広々としたベランダやデッキなどが人気で、建売住宅でも頻繁に取り入れられるデザインとなっています。
ラタン調のテーブルセットやアイアンチェア、天然木のベンチなどを配置すれば、おしゃれな外観になるだけでなく、第二のリビングとして居心地のいい空間が完成します。家族や友達同士でBBQなどを楽しむこともできますね。
道路から丸見えになってしまうとゆったりくつろげないため、庭木やフェンスでほどよく仕切るのがポイントです。雨風や日射などにも強い耐候性のある商品を選べば、きれいなエクステリアが長く維持できるでしょう。
建売住宅の内装をおしゃれに見せるポイント
次は内装をおしゃれに見せるポイントを紹介します。
インテリアに統一感を図る
取り入れる家具は部屋の雰囲気に合わせた統一感のあるものを選びましょう。
とりあえず家具店に行って気に入ったものから選んでいくと、ちぐはぐなインテリアになってしまう可能性は非常に高くなります。
ポイントは、テイストやテーマカラーを最初に決めてしまうこと。
「シンプルモダン」や「ナチュラル」「ヴィンテージ」などイメージするスタイルを決め、内装にマッチする範囲で方向性に合った家具を選びます。室内扉やフローリングの木目や色味を考慮することも忘れずに。
カーテンや家具もインテリアの一部として大切な要素です。「シンプルモダン」であればフラットなブラインド、「ナチュラル」であれば素材感のあるドレープカーテンなど、テイストに合わせてセレクトしましょう。
一部に高価な家具を取り入れると、チープにならず空間全体が引き締まった印象になります。
照明にこだわる
外構と同じく、内装においても照明は重要な役割を果たします。
建売住宅では、ダウンライトをベースに一部シーリングライト用の取り付け器具が設けられている仕様が多くあります。
シーリングライトは通常自分で照明器具を購入する必要がありますが、シーンに合わせたライトを選ぶことで、おしゃれなインテリアを演出できます。
・キッチンカウンター上には小さめの3連ライト
・吹き抜けのあるLDKにはボリューム感のあるシャンデリア照明
・トイレにはカラーや形が個性的なペンダントライト
上記のように、デザイン性の高い照明を取り入れることで、ベーシックな室内を一気にハイセンスな空間に変えることができるでしょう。
生活感のあるアイテムは隠す
生活雑貨や衣類、雑誌や日用品などが雑然と置かれている部屋では、どんなにおしゃれなインテリアも影をひそめてしまいます。
常にすっきりと整理整頓しておくのはなかなか難しいことかもしれませんが、生活感のあるアイテムはなるべく見えないようにすることが大切です。
「脱いだ上着は玄関横」「リモコンはローテーブルの上」という具合に、家の中にある物の居場所をあらかじめ決めておくと、家族みんなが片付けやすくなります。
それでも散らかりやすいものは「とりあえずしまう場所」として、おしゃれなバスケットなどを置いておくと、サッとしまう習慣が付きますよ。
まとめ|兵庫のおしゃれな建売ならヤング開発
外観や内装が無難なデザインになりやすい建売住宅をおしゃれに見せるポイントを紹介しました。
ベーシックな仕様の建売住宅は、住まう人によってあらゆる表情を見せてくれます。気分転換やライフスタイルの変化にともない、インテリアを比較的簡単に変えられるのも建売住宅の魅力的なポイントではないでしょうか。
ヤング開発の建売住宅は、多くの方に愛される住まいを目指しながらも、一邸ずつこだわりの設計を行い、それぞれ異なるテーマやデザインを展開しています。
また、建売住宅でも「我が家だけ」のお気に入りポイントがある充実した家づくりができるほか、未着工邸については、外観や内部の仕様・設備の種類・部材・メーカー・色など、多くの基本明細の中よりお客様の希望に合わせて無料で変更できる「注文家創り」が可能です。
性能も価格も一切妥協なしのおしゃれな建売住宅をお探しの方は、ぜひヤング開発までお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
5月は、窓を開け放して過ごしたくなるさわやかな日も多い季節♪
自然の風を住まいに取り入れることは、健康・快適・省エネな暮らしの実現のために必要不可欠です。
今回は、風通しが良い家にするメリットを具体的にご紹介!
効率的な通風計画のポイントもあわせてお伝えします。
●風通しが良い家にするメリット
・湿気を除きカビやシロアリの繁殖を防ぐ
常に空気が循環されることで、湿気を排出しやすくなります。
結果として、湿度の高い環境で発生するカビやシロアリが繁殖しにくい住まいに!
・汚染物質やニオイを取り除く
家の中には、化学物質や二酸化炭素など、多くの汚染物質が漂っています。
風通しを良くすることで空気中の汚染物質やニオイを一掃し、クリーンな室内環境を保ちます。
・部屋干しでも乾きやすい
家の中を自然風が抜け、室内干しの洗濯物に含まれる湿気を取り除きます。
洗濯物が常に新鮮な空気に触れることで、菌の繁殖を防ぎイヤな「部屋干し臭」も出にくくなるでしょう。
・さわやかな住空間を作る
風通しが良い家では、常に「排熱」と「採涼」の効果が期待できます。
心地よい体感によって、快適な暮らしが実現できるでしょう。
●自然の風を取り入れる計画ポイント
・一部屋に窓は2面以上
風邪が抜けやすくするためには、各部屋に窓を2面以上設けましょう。
対角線上を意識して設置すると、より効果的です。
・窓位置の高低差を利用
温かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる性質を利用し、窓位置に高低差を付けることで空気の循環をうながします。
開閉可能な天窓やハイサイドライトの設置が効果的です。
・開閉しやすい窓やドアを設置
せっかく窓やドアがあっても、常に閉まっていたら風は通りません。
手が届きやすく防犯上リスクにも配慮した窓やドアを設置すれば、日ごろから通風の習慣が付きやすくなるでしょう。
風が気持ちよく通り抜ける家づくりを意識して、快適な暮らしを実現してくださいね。
暮らしやすさにこだわった間取り計画も、ヤング開発にぜひお任せください!
マイホーム購入を検討していく中で、気になるのはやはり価格についてではないでしょうか。
「一般的な費用はどのくらい?」
「自分の年収でどの程度の家が購入できる?」
上記のような疑問を解決し、目安を把握できれば総予算をはっきり決めていくことができますね。
当記事では、マイホーム購入の相場費用について解説します。費用の内訳や年収別の価格目安もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【住宅タイプ別】一戸建て購入の費用相場
戸建て住宅は主に「注文住宅」「分譲住宅(建売住宅)」「中古住宅」に分類されます。住宅金融支援機構がまとめた調査結果によると、2022年度におけるそれぞれの購入平均額は以下の通りでした。
・注文住宅:4,694万円
・分譲住宅:3,719万円
・中古住宅:2,704万円
戸建て住宅の購入平均額は年々上昇傾向が続いており、近年の物価や人件費高騰の状況をみれば、今後さらに上昇していくと考えられます。
参考:独立行政法人住宅金融支援機構|2022年度 フラット35利用者調査
注文住宅
注文住宅は、自身で土地と施工会社を選び、間取りや仕様、設備などを決めていく方式の新築住宅です。
非常に細かいレベルで建て主のこだわりを反映できる自由度の高さが魅力です。しかし、決められた仕様がないために価格の変動が激しく、打合せ期間を含めた工期が長くなる傾向にあります。
2022年度での土地代を含む注文住宅の購入価格の平均額は4,694万円で、3つの住宅タイプの中で一番高価格でした。ちなみに、購入時の融資金(借入金)の平均額は4,018万円であったため、およそ680万円を自己資金で払っていることが分かります。
分譲住宅(建売住宅)
建売住宅とも呼ばれる分譲住宅は、すでに建築が完了している住宅を土地とあわせて購入するタイプの住宅です。
プランや仕様をカスタマイズすることはできませんが、同グレードで比較した場合、注文住宅よりも分譲住宅の方がはるかに安くなるでしょう。土地探しや建築にかける時間も無いため、即時入居できるケースが多いのもメリットと言えます。
2022年度での購入平均額は3,719万円と、注文住宅と中古住宅のちょうど中間の価格帯です。購入時の融資金(借入金)の平均額は3,185万円となっており、およそ530万円を自己資金で払っていることが分かります。
中古住宅
中古住宅は、検査済証の日付から1年以上経過した住宅を指します。「未入居物件」という表記で新築のようにきれいな物件を見かけることもありますが、こちらも中古住宅の扱いです。
中古住宅は分譲住宅と同様、土地と建物をセットで購入しますが、建物の価値が落ちる分さらに価格が安くなります。入居前にリフォームが必要なケースが多く、メンテナンス時期も新築より早く訪れるため、住宅購入費以外の資金計画が重要です。
2022年度での購入平均額は2,704万円と、3タイプの中では圧倒的に安い結果です。購入時の融資金(借入金)の平均額は2,292万円となっており、およそ410万円を自己資金で払っていることが分かります。
家の購入にかかる費用の内訳
マイホーム購入にかかる費用の内訳は、大きく分けて「土地代」「建物代」「諸費用」となります。
・土地代:地主と締結する「土地売買契約書」に記載される額
・建物代:施工会社と締結する「工事請負契約書」に記載される額
・諸費用:不動産購入にかかる税・手数料・保証料・保険料など
分譲住宅と中古住宅は土地込みの建物であるため、土地と建物それぞれで契約するのではなく、売り主から直接買い受ける形で不動産の売買契約を結びます。
諸費用については、不動産登記や住宅ローン契約など、さまざまな項目に付帯する費用を指し、新築物件では物件価格の3~7%、中古物件の場合は6〜7%が目安と言われています。
ただし、諸費用以外にも引っ越し代や家具・家電代など、新生活に向けてかかる費用は多いもの。大きな金額が動く際はつい気が大きくなってしまうものですが、日ごろの金銭感覚を大切にしながら計画を進めましょう。
年収別!マイホーム購入価格の目安
戸建て住宅の購入にかかる平均的な費用を大体把握したところで、次に気になるのは「自分の年収だといくらくらいの家が相場?」という点ではないでしょうか。
年収別でのマイホーム購入にかける価格の目安を見ていきましょう。
購入できる家は年収の何倍が目安?
年収を目安に家の購入費を考える際に参考となるのは「年収倍率」という考え方です。
年収倍率とは、主に住宅ローン融資の際に使われる金融用語で、家の価格が年収の何倍かを示す値です。例えば、年収500万円の人に対して家の価格が2,500万円であれば、年収倍率は「5.0倍」となります。
再び住宅金融支援機構の調査データを見てみましょう。2022年度の各住宅タイプにおける年収倍率は以下の結果でした。
・注文住宅:7.7倍
・分譲住宅:6.9倍
・中古住宅:5.7倍
近年は「超低金利時代」と言われローンを組みやすい状況が続いているため、年収倍率は上昇しています。しかし社会の情勢は変化の兆しがあるため、金利が上がれば高額な住宅ローンを組みにくくなり、年収倍率は下がる見込みです。
年収別のマイホーム価格目安
前項の年収倍率を年収別に当てはめてマイホームの価格目安を算出してみると、以下の結果となります。
年収 | 注文住宅 | 分譲住宅 | 中古住宅 |
400万円 | 3,080万円 | 2,760万円 | 2,280万円 |
500万円 | 3,850万円 | 3,450万円 | 2,850万円 |
600万円 | 4,620万円 | 4,140万円 | 3,420万円 |
700万円 | 5,390万円 | 4,830万円 | 3,990万円 |
800万円 | 6,160万円 | 5,520万円 | 4,560万円 |
900万円 | 6,930万円 | 6,210万円 | 5,130万円 |
1,000万円 | 7,700万円 | 6,900万円 | 5,700万円 |
こちらの数値はあくまで目安であり、住まいにどの程度お金をかけるかはそれぞれの価値観やライフスタイルによっても異なります。
また、今後金利上昇の兆しがある点も考慮しながら、長期的な目線で予算を組むことが大切です。
コストパフォーマンスで選ぶなら分譲住宅がおすすめ!
注文住宅、分譲住宅、中古住宅はそれぞれに魅力的なポイントがあり、費用相場も異なりますが、コストパフォーマンスを重視するならば分譲住宅がおすすめです。
分譲住宅は前述の通り、割安な価格で土地と新築一戸建ての両方が手に入ります。
注文住宅では、土地探しや施工会社選び、仕様決めの打ち合わせなどは、楽しい時間である反面かなりの労力を要します。分譲住宅は完成済みの建築を実際に見て確認できるので、入居後の後悔が少ないという点でも魅力的です。
さらに、契約後に追加で費用がかかるということもないので、資金計画が立てやすく早期に融資の相談がしやすいこともメリットとして挙げられるでしょう。
まとめ
一戸建てのマイホームにかかる費用の相場は、以下の結果の通りでした。
・注文住宅:4,694万円
・分譲住宅:3,719万円
・中古住宅:2,704万円
マイホームにかける費用は人それぞれで異なり、立地や住宅の構造、仕様や設備によっても大きく変わります。ただし、相場帯を知ることで住宅購入のイメージがつかみやすくなるでしょう。
ヤング開発では、分譲住宅でも仕様が選べる『注文家創り』や、高性能・高耐震の標準仕様など、お客様のご希望に寄り添う家づくりを展開しています。
資金計画から分譲地の最新情報まで、何でもお気軽にご相談ください!
こんにちは、ヤング開発です。
今回は、播磨町のK様邸にお邪魔し、思い出に残るエピソードやお気に入りポイント、住み心地などをお伺いしました。
Q.家を買おうと思ったきっかけは?
息子を授かったことがきっかけです。
元々賃貸に住んでいましたが、マイホームでのびのび子育てしたいという憧れがありました。
僕も妻もマンションでの生活しか経験がありませんでしたが「子育てするなら一戸建てがいいな」と思い、建てることを決意しました。
Q.この分譲地とヤング開発を選んだ理由は?
担当営業さんのお人柄が本当に良く「一緒に家づくりをしたい」と感じたこと、この分譲地に連れてきていただいた時に「ここに住みたい、ここに住んでいるのがすごく想像できる」と直感したことが理由です。
Q.こだわったところやお気に入りポイントは?
ずっと憧れだった吹き抜けを作りました。
大きな窓から青空や月が見えて、本当に作ってよかったと思っています。
一階で完結できるプランにこだわって和室を設けました。
夜は寝室に、日中は子どもの遊び場として使っています。
ランドリースペースとファミリークローゼットをつなげて、洗濯と収納の作業が完結する間取りにしました。
キッチンからも回遊できるようにしたので、子どもの世話をしながら家事もでき、すごく便利で時短にもなっています。
Q.住み心地はいかがですか?
マンションの時に比べ駐車場との行き来が楽になり、フットワークがすごく軽くなりました。
家が広くなって子どもが自由に動き回れるので、無理に外出しなくても運動量が確保できて子育てしやすいですね。
同じ分譲地に子育て中の方が多いので、交流ができるのも良いなと思っています。
Q.吹き抜けはどうですか?
気密性や冷暖房効率が不安でしたが、実際に住んでみると家中暖かいし、吹き抜けによる寒さやエアコンの利きの悪さを感じたこともありません。
14帖用のエアコン1台で、22.5帖の広さのLDKと和室が十分暖かくなります。
吹き抜けを作るか迷われている方もいると思うのですが、私は困ったことは全くなく、光も取り入れられるし、見ていてすごくキレイだし、作って良かったなと思っています。
K様、どうもありがとうございました!
新居でご家族仲良くお幸せにお過ごしくださいね!
▼K様のインタビューは動画でもご覧いただけます▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/voice/vol.64.htm
▼【お客様の声】一覧はこちら▼
建売住宅(新築分譲一戸建て住宅)は、購入前に内部の見学が可能です。あらかじめ内部の設備や間取り、仕様を確認しておくことで、一軒家に住んだ後の生活がイメージできます。モデルハウスとして公開されている建売住宅は住宅会社のサイトなどで検索ができ、そこからの予約も可能です。理想の建売住宅の購入を実現するために、ぜひ現地に足を運んでみましょう。今回の記事では、建売住宅を現地見学する際の事前準備や当日の流れ、見学後にやるべきことについてまとめました。
建売住宅(分譲一戸建て住宅)で見学できるもの
建売住宅は、一からつくり上げていく注文住宅と異なり完成済みの住まいであるため、内部を実際に確認できます。購入前に内部を見ておくことで、より納得の住まいが見つけられるでしょう。住宅会社によっては建売住宅として完成する前の段階から見学できる場合があります。
主に分譲中の現地で見学できるのは、以下の通りです。
・更地の土地
・建設中の建物
・完成済みの物件(建売住宅)
ハウスメーカーや工務店によっては常設のモデルハウスを用意していることがあります。実際に販売される物件(建売住宅)が完成していなくても、常設モデルハウスで内部の間取りや設備などを見学することが可能です。住宅会社によっては現場見学会・モデルハウス販売会などの関連イベントを開催することも多いので、ぜひ足を運んでみましょう。
建売住宅を見学するメリット
建売住宅を見学することで、購入前に内部の間取りや設備を、目で見たり触れたりして確認できます。実際に家を購入した後の生活をイメージしやすくなるので、購入の失敗が少なくなるでしょう。営業担当者と直接話ができるため、パンフレットや公式サイトには掲載されていない情報が得られたり、住宅ローンなどに関する相談や質問をしたりも可能です。さらに現地を見学すれば、建物だけでなく分譲地
全体や周辺環境をチェックすることもできます。ぜひ足を運んでみましょう。
建売住宅の見学のための事前準備
建売住宅の見学を行うための事前準備を順に紹介します。
見学する物件を選定する
まず見学したい建売住宅を選びましょう。おおよそ候補となるエリアと希望価格(予算)を決めて、条件にあう建売住宅を不動産会社や住宅会社のサイト、チラシ、ネット広告などを活用して検索します。エリアと予算を絞ることで、候補となる建売住宅を効率的に探すことができるでしょう。
物件見学の予約をする
建売住宅は直接足を運んでも見学できることが多いですが、混雑しているときには待たされたり、ゆっくり見られなかったりすることがあります。予約を受け付けているなら予約をしてから行くのがおすすめです。
予約をしておくことで希望の日時に確実に見学ができるほか、間取りや住宅設備といった気になるところもゆっくり見られる、他の見学者を気にせず担当者に質問や相談できるなどのメリットもあります。予約方法は住宅会社へ直接電話をするか、公式サイトの予約ページなどから予約を取りましょう。
見学でチェックするポイントをまとめておく
あらかじめ物件で見ておきたいポイントや、担当者に聞きたいことをまとめておくと確認漏れや忘れがなくなります。
見学でチェックすべきポイントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
▼後悔しない新築建売住宅の賢い選び方とは?▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/company_blog/後悔しない新築建売住宅の賢い選び方とは?注文/
持ち物を用意する
見学には、以下のものを持って行くと役に立つかもしれません。
・デジタルカメラ(スマートフォンのカメラ機能でも可能)
・メジャー
・持っている家具の寸法を記入したメモ
・方位磁石
・メモ帳
カメラは内装や気になる場所を撮影するために使います。撮影する際は必ず担当者に許可を取ってからにしましょう。メジャーは現在使用中の家具が入るかどうかを確認したい場合に、寸法を測る用途で持って行きます。一緒に家具の寸法を記入したメモを持って行くと良いでしょう。方位磁石は家の方角を確認するために、メモ帳は気になるところをメモするために使います。
なお脱ぎ履きしやすい靴にすれば、物件やモデルハウスに出入りする際に便利です。
建売住宅の見学当日の流れ
建売住宅の見学当日の流れを解説します。なお建売住宅の見学はその家での生活をイメージできるように、できれば家族全員で足を運ぶのがおすすめです。
あらかじめチェックしたいポイントを確認する
建売住宅の物件に入ったら、準備しておいたチェックポイントを実際に見て確かめましょう。完成物件なら間取りや収納、設備、水回り、採光、照明の明るさ、生活動線はどうかなどです。なお完成済みの建売住宅ではなく、建築中の物件を見学する場合は、基礎の構造や断熱材などの施工状況を確認できます。
見学で分からないところは担当者へ確認する
物件から買い物の施設や学校までの距離、駅までのアクセス、周辺環境の状況など、見学で分からないところは担当者へ確認しましょう。周辺の区画でまだ完成していない物件がある場合、完成後の日当たりはどうなるかを確認するのも重要です。
現場にいる担当者がそのまま建売住宅の売買手続きまで担当する場合には、信頼できる担当者かどうかを見極めるようにしましょう。たとえば質問に対して的確に回答できるか、分からないところは後で調べて答えるなど誠実な対応をしているかを見ます。その場しのぎで適当な回答をしているような場合は、信頼性が低く注意が必要です。
標準仕様とオプション設備を確認する
モデルハウスの場合、オプション仕様をふんだんに使用しリゾートマンションのように内装を豪華に見せていることがあります。どれが標準仕様でどれがオプション仕様なのかを現地で確認しておくと安心です。
建売住宅の見学後にやっておくべきこと
建売住宅の見学後、購入すべきかを検討するためにやっておくべきことを解説します。
物件の見学で良いところ、悪いところを話し合う
見学で気になった点、良いと思ったポイント、悪いと思ったポイントを同行した家族と一緒に話し合ってまとめましょう。見学に行ってからできる限りすぐに話し合うことで、記憶が薄れないうちにポイントをまとめられます。購入の候補に入る良い物件だったら、他のお客さんに購入される前に契約するかどうかも一緒に検討しましょう。
気に入った物件は複数回見学する
見学した物件が気に入ったら、何度か見学するのもおすすめです。昼と夜、平日と休日、晴れの日と雨の日など曜日や時間、気候条件を変えて見学すると、いろいろな住まいの状況を実際に確認できます。部屋の内部の温度や湿度、日当たりのほか、周辺環境の人通りや交通量の変化、悪天候のときの水はけなどもチェックすると良いでしょう。
何度か現地に足を運んで分からないところ、気になるところがあれば営業担当者に確認するのも忘れずに。
気に入った物件は申し込みの意思を連絡する
何度か見学し、気に入れば申し込みをする可能性があることを営業担当者に連絡しましょう。ただし、気に入ったからとその場ですぐに申し込むのは少々リスキーです。必ず家族で話し合いをしたあとで、契約するかしないかを決めるようにしましょう。
住宅会社によっては担当者への連絡後、契約の催促をされることもあるようですが、自分や家族のペースで購入の検討をしましょう。ただし、完成物件の場合は、検討中に他の人が契約してしまう可能性があることも忘れずに。物件が気に入り、前向きに検討したい場合は、その旨をあらかじめ担当者に伝えておくとよいでしょう。
まとめ
建売住宅を見学する前の準備や見学当日の流れ、見学後にやっておくべきことを解説しました。建売住宅は住む前に内部の間取りや設備を確認できるため、理想のマイホームを探しやすいメリットがあります。気になる物件は何度も見学したり、担当者へ気になるところを質問したりすることで、購入すべき住宅がどうかも見極められます。ぜひ見学に足を運んでみましょう。
ヤング開発では、使いやすい収納が充実した間取りやこだわりの詰まった寛ぎスペースのある間取りを、モデルハウスの見学時に体感していただくことができます。ホームページのお申し込みフォームやお電話よりご予約の上、お気軽にモデルハウス見学にお越しください。気になる物件があれば、資料請求も可能です。自宅に居ながらご相談ができる、オンライン無料相談会も随時開催しています。ぜひお気軽にご相談ください。
購入費用を抑えられる、すぐに入居できるなど、さまざまなメリットがあることから新築住宅購入の選択肢として建売住宅を検討している方も多いのではないでしょうか。ところがあらかじめ間取りや仕様が決まっている建売住宅に入居後、不便や暮らしにくさを感じて後悔してしまうことも。そこで今回の記事では、新築建売住宅の賢い選び方や確認すべき点、モデルハウス見学でのチェックポイントについて解説します。「注文住宅と建売住宅、どちらがいいの?」とお悩みの方のために、注文住宅との比較も紹介していますのでぜひ参考にしてください。
建売住宅と注文住宅の比較
建売住宅は、すでに建っている物件を購入するものです。注文住宅を建てる場合と比較すると、マイホーム取得までの時間を短縮できる、実際に家の中を見学できるといったことがメリットになります。一からつくる注文住宅は間取り計画や仕様決めなどで打ち合わせの回数も多くなり、契約から入居まで時間がかかってしまうことがあります。入居を希望していた時期にマイホームの完成が間に合わないことがあるかもしれません。建売住宅は、共働きなどで忙しく打ち合わせなどの時間を取るのが難しい人や、入居したい時期が決まっている人にも向いています。すでに完成している物件のため、間取りや動線などを確認したうえで購入できるのもメリットです。
ただし間取りや外観・内観のデザイン、断熱性能や耐震性能といった住宅性能を自分たちで決めることができません。家族構成や生活スタイルに合わない建売住宅を購入した場合、実際に住んでみると不便や暮らしにくさを感じて、後悔してしまう可能性も少なからずあります。そのため、建売住宅は事前にしっかり確認し、納得の上で購入することが重要です。
建売住宅のよくある失敗・後悔
建売住宅を購入し、発生しやすい失敗や後悔をまとめて紹介します。
間取りが使いにくかった
内見時には良いと思った間取りが、住んでみるとライフスタイルに合わず使いにくいと感じることがあります。たとえば「収納が足りない」「リビングとキッチンの場所が悪く動線が取りにくい」「部屋割りが多すぎる」「思っていたより部屋が狭かった」などです。使いにくくても建売住宅は間取りの変更ができないため、変えるなら購入後リフォームするしかありません。
日当たりが悪かった
日中に見学した場合、明るいと感じても、住んでみると時間帯によっては思ったよりも日当たりが悪いということがあります。建売住宅のすべてが、日当たりが悪いというわけではありませんが、在宅している時間帯にあまり日が当たらなかった、また、夏は十分な日当たりが確保できていたのに、冬はほとんど日が当たらなかったということもあります。
立地や周辺環境が悪かった
立地や周辺環境を確認しないまま購入し、失敗してしまうケースです。特に建売住宅の間取りや設備は気に入っている、快適に暮らせるものの、立地や周辺環境などがライフスタイルに合わず、暮らしにくく後悔してしまうことがあります。
売却価格が思ったよりも低くかった
ライフスタイルの変化などで売却をしようとしたときに、想像よりも売却価格が低かったということがあります。一般的な広さで、かつ汎用性の高い間取りでつくられている建売住宅は、通常、注文住宅よりも売却しやすいケースが多いものですが、不便な立地であったり、最低限の性能や設備仕様で建てられたローコスト住宅であったりといった悪条件が重なると売却金額が安くなってしまうこともあるでしょう。
賢く建売住宅を選ぶためのポイント
建売住宅はメリットも多い一方、よく確認しないまま購入すると、実際に住んでから後悔してしまうことがあります。建売住宅購入後に失敗や後悔をすることなく、賢く建売住宅を選ぶために購入前に確認しておくべきポイントを解説します。
購入前に希望や条件の優先順位を付ける
新築戸建住宅の購入目的や、立地、間取り、周辺環境など、もっとも重視したいことは各家庭で異なります。具体的な建売住宅購入を検討する前に、家族で話し合って希望や条件の優先順位を付けておきましょう。絶対に譲れない条件、妥協してもよいポイントなど希望や条件別にこまかく順位を付けておくと、理想の建売住宅探しにつながります。
住宅会社の過去の実績を確認しておく
建売住宅を販売する会社の過去の実績を確認しておくことも大切です。過去の実績が多ければ、その分、信頼性の高いる住宅会社と判断できます。また担当者の姿勢や説明の分かりやすさなどの接客面は、実際に建売住宅を購入した人の声や口コミなどで確認できます。
アフターサービスや保証を確認しておく
マイホームは購入して終わりではなく、住んでからがスタートです。入居後、定期点検を実施していることはもちろん、住まいに関する困り事を気軽に相談でき、万が一住宅設備などに故障や不具合があった際に受けられる保証があると安心でしょう。長く安心して住み続けられるよう、アフターサービスの有無や、保証の内容や条件、期間も確認しておくことも重要です。
将来的なリセールバリューを踏まえておく
転勤や転職、退職、経済状況やライフスタイルの変化によって取得したマイホームを手放す場合があります。建売住宅そのものは境界のトラブルなどもなく、万人受けする間取りで建てられていることから注文住宅よりも売却しやすいといわれますが、立地条件が良いことはもちろん、長期優良住宅やZEH住宅仕様であればさらに資産価値が高くなり、より有利に売却できます。一生住み続けるつもりでも思いがけず売却を余儀なくされることもあるため、できるだけ資産価値の高い建売住宅を購入しておくに越したことはありません。
価格だけでなく、間取り・設備仕様の内容も確認する
価格のみを重視して建売住宅を購入するのはおすすめできません。例えば、さまざまな住宅会社の建売住宅を比較し一番安い物件を購入したものの、「設備が不十分で暮らしにくい」「すぐに劣化した」などの失敗にもつながる可能性があるからです。価格だけを重視せず、間取りや性能、設備仕様などもチェックしておくことが重要です。
建売は注文住宅と異なり、すでに完成しています。実際に住んだときをイメージしながら間取りの使い勝手、生活に必要な住宅設備の充実度などをチェックしておくことをおすすめします。
モデルハウスや内覧で確認しておくべきチェックポイント
家の内部を実際に確認できるのは、建売住宅のメリットです。失敗しない建売住宅購入につなげるために、モデルハウス見学で確認しておくべきチェックポイントを解説します。
間取り(動線)・収納
間取りでは、以下の点をチェックしておきましょう。
・家族の人数に必要な個室の数
・部屋の広さ
・玄関からリビングまでの動線
・キッチンからダイニングまでの動線
・トイレ・脱衣場・浴室などの水回りの動線
・2階の個室までの動線
・収納の数
・収納の位置
個室の数や広さのほか、実際に家に住んだときの動作やライフスタイルを考えて動線をチェックしておきましょう。また子どもが増えると物も増えるため、収納の数や位置は将来のことも考えてチェックすることも忘れずに。
窓の位置
日当たりや窓の外の様子、プライバシーが確保されているかを確認しておきましょう。特にすでに完成している建売住宅は、窓の大きさや位置など、周辺環境に応じて採光やプライバシーがきちんと考慮されているかが確認しやすくなっています。
隣家との距離
実際に住んでみてから、隣家との距離が予想以上に近かったということがあります。見学時に隣家との距離もしっかりチェックしておきましょう。
断熱性
家の断熱性が低いと、夏暑く冬寒いため暮らしにくく、冷暖房費も多く発生してしまいます。断熱性能もしっかり確認しておきましょう。たとえば、高性能な断熱材を使用している、従来のアルミサッシよりも断熱性が高いアルミ樹脂複合サッシのようなサッシを採用している、断熱性のある玄関ドアを採用しているなど断熱性能を高めるための工夫がされているかどうかを担当者に確認しておくと安心です。
設備機器や建材のグレード
傷や汚れに強く、耐久性の高い設備機器や建材を採用した建売住宅であれば、と日々のお手入れやメンテナンスの手間が省ける、資産価値が上がるなどのメリットがあります。その分初期費用はかかりますが、長く住むことやメンテナンスコストを考えると経済的になる可能性も高いといえるでしょう。設備機器や建材のグレードにも注目してみましょう。
近隣の住環境
建売住宅の周辺環境もチェックしておきましょう。スーパーやコンビニなどの買い物施設、子どもがいるなら学校や公園などとの距離、ほかにも医療機関や金融機関はそろっているかなどをチェックします。夜になると暗くなったり、朝は交通量が増えたりといったこともあるので、時間を変えて周辺環境をチェックするのも重要です。また、建売住宅を販売している住宅会社がどのような基準で分譲地用の土地選びをしているかということも確認しておくとよいでしょう。例えば、購入を検討している分譲地が、子育てしやすい環境か、安全や暮らしやすさなどが考慮されているかといったことは分譲地サイトで知ることできます。
建売住宅購入前に「別途費用」のことも踏まえておこう
建売住宅の購入は、土地と建物代金の他にも以下の費用が発生します。
・仲介手数料(売買代金×3%+ 6万円+消費税)
・ 契約印紙代金(売買契約および住宅ローン借入で発生)
・ 登録免許税(不動産の名義変更や売買などの税金)
・司法書士依頼料(司法書士への依頼料、5万円~10万円程度)
・火災保険料
・住宅ローン手数料
また購入してから数か月後に不動産取得税が課せられます。建売住宅の本体価格以外に発生する費用を踏まえておくことで、購入計画もしっかり立てられます。
まとめ
建売住宅の購入における失敗事例とともに、賢く建売住宅を購入するための選び方を解説しました。建売住宅はすでに完成している物件を販売しているため、実際の部屋の間取りや設備を目で見て確かめられるメリットがあります。まずは何を重視したいかを決めておき、実際の物件をチェックポイントに沿って確認すれば、理想の建売住宅の購入につながります。
ヤング開発では、使いやすい家事動線の良い間取りを、モデルハウスの見学時に体感していただくことができます。気になる物件や分譲地の資料請求も可能です。ホームページの来場予約フォームやお電話よりご予約の上、お気軽にモデルハウス見学にお越しください。また、ライフスタイルに合わせた自由設計(注文家創り)プランのご提案も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
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「家事動線の良い、家事の時短が叶う家づくりがしたい」という理由で、注文住宅や自由設計での家づくりを選択する方も多いのではないでしょうか。けれども、実際に間取りを考える際に「どのような間取りにすればいいか分からない」「間取りで失敗したくない」といった悩みを持つことも。
そこで今回の記事では、家事動線の良い間取りのポイントについて解説します。ヤング開発の家事動線にこだわった間取りの実例も紹介していますので、家事の時短がかなう新築住宅を建てる際にぜひ参考にしてください。
家事動線の良い間取り3選
ヤング開発では、家事動線にこだわった間取りの住宅を多く手掛けてきました。ヤング開発のモデルハウスの実例を3つ紹介します。
水回りを回遊できるファミリークローゼットのある住まい
キッチン、洗面室、勝手口の3方向からアクセスできるファミリークローゼットを設けた住まいです。洗面室の乾燥機で乾燥させた衣類をそのまま収納でき、お風呂上りにわざわざ2階へ着替えを取りに行く手間もありません。
買い物帰りに、勝手口から直接アクセスして日用品をファミリークローゼットに収納したり、ファミリークローゼットを通ってキッチンのパントリーに食材を収納したりも可能です。
また、玄関には靴や上着、外遊びのおもちゃなどを収納できるウォークスルーの土間収納を設置。土間収納からキッチンへ直行できるため、リビングに衣類やかばんが散らかることもありません。
▼詳しくはこちら▼
回遊性と収納力を備えた家!家事がグッと楽になる間取りをご紹介
水回りを一直線にまとめた時短間取りの住まい
キッチン、洗面室、浴室の水回りが一直線に並んだ間取りの住まいです。「料理の合間に洗濯機を回す」「洗濯機を回している間にお風呂掃除をする」など、複数の家事を同時進行したいときに便利な間取りとなっています。
キッチン側から、リビング側からの2か所から洗面室にアクセスできる回遊動線となっています。行き止まりがないから目的の場所まで効率的に移動できます。回遊動線を確保しながらも、家族がくつろぐリビングスペースには大きく干渉しないため、人の移動が気にならないのもメリットです。
▼詳しくはこちら▼
1階と2階両方にファミリークローゼットを設置した住まい
1階と2階両方に大型のファミリークローゼットを設置した住まいです。1階のファミリークローゼットは、洗面室とリビングの書斎スペースをつなぐ場所に設置しました。帰宅後に洗面室で手を洗い、ファミリークローゼットにかばんや上着をしまいながらリビングに入る「ただいま動線」の間取りです。クローゼットの扉を閉めれば生活感を隠せるので、急な来客時も安心です。
2階のファミリークローゼットは、バルコニーとつながるように配置。バルコニーから取り込んだ洗濯物は、そのままファミリークローゼットに収納できます。また、1階の洗面室のすぐ横に階段があるため、2階バルコニーへの移動距離が短いのもポイント。洗濯物を抱えての移動もスムーズです。
▼詳しくはこちら▼
暮らしにゆとりを!2カ所の大型クローゼット&書斎スペースのある間取りをご紹介
距離に注意したい5つの動線
家事動線の良い間取りを考えるポイントのひとつに「移動距離」があります。移動距離が短ければ家事がスムーズに進む一方、長いと家事が片付かずストレスを感じてしまうこともあるでしょう。間取りを計画する前に覚えておきたい、家事動線の中でも特に距離に注意したい5つの動線について解説します。
洗濯機から干す場所まで
洗濯は「洗う」「干す」「取り込む」「畳む」とひとつの家事の中でも多くの動作を行う必要のある家事です。洗濯機から干す場所までの距離を短くすれば、水分を含んだ重い洗濯物を抱えての移動が楽になります。
キッチンと洗濯機の間
「洗濯機を回している間に朝食を作る」など、複数の家事を同時進行で行うことも多いですよね。「キッチンの真裏に浴室を設ける」「キッチン、浴室、トイレなどの水回りを1か所にまとめる」など、キッチンと洗濯機の間の距離が短い間取りにすれば、家事動線が良くなります。
洗濯物を畳む場所から収納まで
洗濯物は干し場から取り込んだ後、畳んで収納しなければいけません。洗濯物を畳んでから収納する場所を分散させず1か所に集約したり、収納までの距離を短くしたりすることで、「畳む→しまう」の家事動線が良くなり、時短になります。
駐車場からキッチンまで
意外と見落としがちなのが、駐車場からキッチンまでの距離です。駐車場からキッチンまでの距離が短いと、買い出し後の食材や日用品をスムーズに運べます。玄関とキッチンが近い間取りや、駐車場からの勝手口を通ってキッチンに移動できる間取りを取り入れることで、家事動線をよくできます。
キッチンからゴミ置き場まで
キッチンからはたくさんの生ゴミが出ます。キッチンとゴミ置き場の距離を短くすることで、ゴミ捨てのストレスもなくなるでしょう。キッチンの勝手口付近にゴミ置き場を設置する、ゴミ集積所に近い出入口近くにゴミ置き場を設置する、などの間取りが選択肢となります。
家事効率アップに効果的な間取りとその配置
家事が楽になる間取りに「ランドリールーム」と「家事室」があります。それぞれの特徴と、家事動線の良い間取りを実現するための配置場所を解説します。
ランドリールーム(ランドリースペース)
ランドリールーム(ランドリースペース)とは、「洗う、干す、取り込む、アイロンがけする、畳む」といった洗濯に関する家事を一か所で行える部屋です。以下の設備をランドリールームに集約させることで、洗濯家事で発生する移動がなくなります。
・洗濯機
・シンク
・乾燥機
・室内物干し(物干しユニット、室内干し竿など)
・アイロン台
・洗濯用品の収納棚
ランドリールームを設けることで、洗濯家事の時短になるだけでなく「雨の日も洗濯物を干せる」「花粉や黄砂などが洗濯物に付くのを防げる」などのメリットが得られます。平屋住宅で外に物干し場を設けない間取りにするときにも、ランドリールームは選択肢となります。
ランドリールームは、洗濯以外の他の家事や、生活動線に合わせた場所に配置するのが重要です。たとえば「料理をしながらスキマ時間で洗濯をする」ことが多いなら、キッチンの横に配置すると良いでしょう。「脱いだ衣類を直接洗濯機に入れる」「風呂の残り湯を洗濯に使いたい」といったときには、浴室の脱衣所とランドリールームを兼用するとよいでしょう。
家事室(ユーティリティスペース)
家事室とは、「洗濯物を畳む」「アイロンをかける」「ミシンで作業をする」などの家事を行うための部屋です。家事以外にも、以下の用途で活用できます。
・テレワーク(リモートワーク)スペース
・家での事務作業を行うスペース(家計簿を付ける、手紙や書類をチェックするなど)
・家の補修
・収納スペース(パントリーやクローゼットを設ける)
家事室を設けることで複数の家事をまとめて片づけられるのはもちろん、LDKなどの家族共有のスペースで作業をする必要がなくなります。いつでもリビングやダイニングをきれいに保てるため、急な来客でも慌てて掃除する、といったことがなくなるでしょう。LDKに生活感が出にくくなるため、おしゃれな共有空間を保ちたいときにも向いています。
家事室は、家事動線上に配置するのがおすすめです。たとえば洗濯機と干し場の動線上に家事室を設けると、洗濯の一連の動作がスムーズに。土地の坪数が少ないなど家事室のためのスペースが確保できない場合には、リビングの一角に家事ができる場所を設ける方法もあります。
家事をしやすくする回遊動線の取り入れ方
「回遊動線」とは家の中を行き止まることなく、くるりと回れる動線のことです。回遊動線を取り入れることで、家事を行う際の移動がスムーズになります。
回遊動線を取り入れるポイントは「どの部屋とどの部屋がつながっていると便利か」を考えることです。たとえば「洗面所、キッチン、玄関」の間を行き止まりなく行き来できる回遊動線を取り入れると「帰宅して玄関から洗面室に移動し、手洗いしてからキッチンに行く」といった動作がスムーズにできるようになります。
回遊動線でどの部屋をつなげれば便利になるかは、家族構成、人数、ライフスタイルによって異なります。ライフスタイルに合わせた回遊動線のある間取りを考えることが重要です。
家事動線が良くなる収納と設置場所
注文住宅で人気の収納に「パントリー」と「ファミリークローゼット」があります。いずれの収納も家事を行う際の動線に沿って配置することで、使い勝手の良い間取りが実現します。それぞれの収納の特徴とおすすめの設置場所を解説します。
パントリー
パントリーとは、食品や食器類を収納するスペースのことです。大型で出入口がひとつのウォークインタイプと、出入り口が2つ以上あり通り抜けができるウォークスルータイプ、キッチンの壁面に設置する壁付けタイプがあります。
パントリーを設けることで、まとめ買いした食材や飲料や、日用品のストック、非常用の災害備蓄品などをまとめて収納できます。パントリーの設置場所は、パントリーのタイプによって決めるのが重要です。たとえば玄関からキッチンをつないだウォークスルータイプのパントリーにすれば、買い物帰りにそのまま買ったものをパントリーに収納しながら移動できます。扉付きにすれば、共有スペースに設置しても中身が見えません。
ファミリークローゼット
ファミリークローゼットとは、家族の衣類や荷物などをまとめて収納できるクローゼットのことです。ファミリークローゼットもウォークインタイプとウォークスルータイプがあります。
ファミリークローゼットを設けると、取り込んだ洗濯物を1か所に収納できるため、家族一人ひとりの個室に収納する手間が省けます。キッチンや浴室などの近くに配置すれば、他の家事と同時並行して洗濯家事が行えたり、着替えを取りに行く移動時間が短縮できたりします。
まとめ
家事動線の良い間取りのポイントとヤング開発の実例を紹介しました。家事動線の良い間取りは、部屋の配置や収納スペースと合わせて計画することで、家事をストレスなくこなせる住まいが実現できます。ただし、家事動線の良い間取りと一言で言っても、暮らす上で重視するポイントや、ライフスタイルによってそれぞれ異なります。家事の順番や方法などを踏まえつつ、間取りを計画することが重要です。
ヤング開発では、家事動線にこだわった間取りを、モデルハウスの見学時に体感していただくことができます。ホームページのお申し込みフォームやお電話よりご予約の上、お気軽にモデルハウス見学にお越しください。また、ライフスタイルに合わせた家事動線の良い間取りプランのご提案も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
今回は、2024年(令和6年)度の戸建て住宅のZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)に対する補助金事業についてご案内します。
省エネで環境と家計にやさしいZEH住宅は、他にも「室内の温度差が少なく1年中快適」「太陽光発電や蓄電池により災害時にも電気が使える」といったメリットの多い住まいです。
ヤング開発では、補助金対象のZEH住宅が全戸で無料標準仕様!
光熱費を大幅に抑えられるZEH住宅が、補助金の活用でおトクに取得できます。
さらに当社最高グレードの「HEAT20 G2グレード」仕様をお選びいただくと、最大125万円の補助金を受け取れるチャンスも!
早速、制度の詳細をチェックしていきましょう!
【ZEH支援事業の概要】
●対象となる住宅
・ZEH
・ZEH+
●補助額
・ZEH:定額55万円/戸+α(※1)
・ZEH+:定額100万円/戸+α(※1)
・ZEH+ハイグレード仕様(※2):定額110万円/戸または定額125万円/戸(※3)
※1 ZEH及びZEH+において、蓄電システムや直交集成板などの追加設備を設置することで定額に加え90万円までの追加補助があります。
※2 ハイグレード仕様の要件
・断熱等性能等級6以上の外皮性能を有し、かつ設計一次エネルギー消費量(再生可能エネルギー等を除く)が基準一次エネルギー消費量から30%以上削減した住宅。
※3 ハイグレード仕様の選択要件によってZEH+の補助金定額100万円に10万円または25万円の補助金が加算されます。
●公募方式
先着方式(依頼された事業者が施主に代わり申請)
ZEH支援事業の一般公募期間は2025年1月7日までですが、先着順により公募期間中であっても申請金額が予算に達した場合は早期終了するため注意が必要です。
ZEH住宅の取得をご検討の方は、早めの申請を心がけましょう。
●ヤング開発なら最大125万円の補助金を受け取れます!
ヤング開発の住まいはこれまでに「ZEH」を全戸無料の標準仕様としていましたが、断熱性能がさらにその上をいく「HEAT20 G2グレード」も無料で選べるようになりました!
「HEAT20 G2グレード」をお選びいただくと「ZEH+ハイグレード仕様」となり、各種選択要件を満たすことで最大125万円の補助金が受け取れます。
申請費用が必要になりますが、おトクに家づくりできる大きなチャンスです!
詳しくはヤング開発までお気軽にお問い合わせください。
▼ZEH支援事業の詳細情報はこちら▼
最新の情報は公式サイトをチェックしてくださいね。
電気代の値上げが続いていることから、光熱費に影響する住宅の断熱性能が気になる、という方も多いのではないでしょうか。しかし断熱性能をどのように比べたら良いかは、初めて家づくりをする方にとって、わかりにくいことかもしれません。
そこで今回は新築住宅の購入を検討中の方に向けて、住宅の断熱性能を比べる目安や、断熱性能を高めた家にはどんなメリットがあるかなどを解説します。
断熱性能の目安になる「断熱等級」
住宅の断熱性能を比較する際の目安になるのが、国の定めた「断熱等級」です。より断熱性能の高い住宅を選びたいとお考えなら、この断熱等級を住宅会社に確認すると検討しやすくなるでしょう。
7段階の断熱等級について
断熱等級(正式名称「断熱等性能等級」)は、家のさまざまな性能を比べやすくするために国が定めた「住宅性能表示制度」の中にある等級の一つです。7段階で建物の断熱性能を評価し、等級7が最も高い断熱性能を持つ住宅になります。
注意したいのが2025年4月以降に工事着手する住宅は、断熱等級4に相当する断熱基準の「省エネ基準」への適合が義務化される点です。これは近い将来、断熱等級4以上の住まいが当たり前の時代になることを意味しています。
義務化前に住宅を購入するとしても、断熱等級4以上の住宅を選んだ方が、将来も満足できる住まいを手に入れられるのではないでしょうか。
断熱等級を評価する2つの基準
断熱等級を評価するときは、UA(ユーエー)値とηAC(イータエーシー)値の2つが指標になります。
UA値は室内と外気の熱が、どれくらい出入りしやすいかを意味する「外皮平均熱貫流率」を表す数値です。数値が小さいほど熱が出入りしにくい、断熱性能が高い住宅になります。
ηAC値は、日射の室内への入りやすさを意味する「平均日射熱取得率」を表す数値です。冷房期の指標になり、数値が小さいほど日射が入りにくい住宅になります。
各断熱等級のクリアすべきUA値とηAC値は、地域の外気温の傾向などを考慮し、全国を8地域に分けた「地域区分」ごとに定められています。これにより家を建てる場所の外気温に応じた、適切な断熱等級が評価されるようになっています。
断熱性能の高い住宅のメリット
断熱性能の高い住宅は、次のようなメリットがあります。
一年を通じて快適な温度になる
断熱性能の高い家は一年を通じて快適な温度を保てます。断熱性能が高い家は、外の空気が家の中に侵入しにくくなるためです。また冷暖房の熱が外に逃げるのも抑えるため、室内を快適な温度に保ちやすくなります。
冷暖房の光熱費が削減できる
断熱性能の高い家は冷暖房にかかる光熱費を削減します。家の中の温度が外の暑さや寒さの影響を受けにくく、少ない冷暖房のエネルギーで室内を快適な温度にできるためです。電気料金の値上げのニュースをよく目にする現在、多くの方がこのメリットに関心を持っているようです。
地球温暖化防止に貢献できる
高断熱な家は、冷暖房に使う電気を減らすことで地球温暖化防止に貢献できます。電力会社が作る電気は、多くがCO2を排出する火力発電で作られています。CO2は地球温暖化につながる温室効果ガスの大半を占めており、電気の使用量を減らすことは地球温暖化防止につながるのです。
ヒートショック対策になる
高断熱の家に住むことで、心筋梗塞などの原因になるヒートショック対策ができます。ヒートショックは暖房の効いたリビングから温度の低い脱衣室へ移動したときなど、急激な温度変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患を引き起こす現象です。高断熱の家は部屋間の温度差が少ないため、こうしたヒートショックが起こりにくくなるでしょう。
断熱性能の高い住宅の注意点
断熱性能の高い住宅は多くのメリットがある一方で、次のようなデメリットや注意点があります。
住宅の価格が高めになる
断熱性能の高い住宅は、断熱性能に優れた窓や断熱材を使っているため、価格が高めになる傾向があります。国土交通省の資料(※)によると、断熱等級4に相当する省エネ基準の住宅は断熱等級3相当の住宅より、新築時に約87万円多く費用がかかるという例が紹介されています。
しかし高断熱住宅は住みはじめてからの光熱費を削減できるので、長い目で見るとコストが抑えられるといえます。
※出典:国土交通省「ご注文は省エネ住宅ですか?」
大きな窓が付いていないことがある
高断熱住宅では、大きな窓が付いていないことがあります。窓が大きいと、外気の影響を受けやすくなり、外の暑さや寒さが家の中に侵入しやすくなるためです。特に断熱性能の低い窓を使っている住宅の場合は、窓自体が少ない、大きな窓を付けない可能性が高くなります。高断熱住宅を検討する際は、窓の大きさもしっかり確認するようにしましょう。
断熱性能を高めるには窓が重要
住宅の断熱性能において、家の開口部に付ける窓は重要な役割を担っています。屋根や外壁よりも、夏の暑さが侵入する割合は窓からが最も多いためです。
より断熱性能の高い家を選びたい場合や、大きな窓の付いた家を希望する場合は、できるだけ断熱性能の高い窓を使った住宅を選ぶようにしましょう。
窓の断熱性能はフレームとガラスの枚数による
窓の断熱性能は、ガラスの周囲を囲うフレームの材質と、はめ込むガラスの枚数によって変わります。代表的なフレームの材質には、「アルミ」「アルミと樹脂の複合」「樹脂」の3種類があります。断熱性能は樹脂が最も高く、家の中に外の熱が侵入するのを抑えられます。
フレームにはめ込むガラスは、1枚の「単板」、2枚の「複層」、3枚の「トリプル」があり、枚数が多いほど断熱性能が高くなります。こうした断熱性能の高いフレームやガラスの枚数の多い窓を選ぶと、家の断熱性能を高められるだけではなく、大きな窓を設置することも可能になります。
断熱性能の高い住宅に対する補助金
断熱性能の高い住宅に対し、国は「ZEH支援事業」と「こどもエコすまい支援事業」の2つの補助金を設けています。
・ZEH支援事業
ZEH支援事業では、断熱性能の高い住まいである「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の取得に対し、1戸あたり55万円を補助しています。
公募期間:
1次公募 2023年4月28日〜2023年11月10日
2次公募 2023年11月20日~2024年1月9日
※期間内でも予算上限に達すると受付終了となります。
▼公式サイトはこちら▼
経済産業省及び環境省による戸建ZEH補助事業
・こどもエコすまい支援事業
こどもエコすまい支援事業では、子育て世帯や若者夫婦世帯による、ZEHレベルの省エネ性能を持つ住宅取得に対し、1戸あたり100万円を補助しています。子育て世帯・若者夫婦世帯とは、以下の条件を満たす世帯です。
子育て世帯 | 2022年4月1日時点※で18歳未満の子を有する世帯 |
若夫婦世帯 | 申請時点において夫婦であり、2022年4月1日時点※でいずれかが39歳以下の世帯 |
交付申請期間:2023年3月31日~予算上限に達するまで(遅くとも2023年12月31日まで)
※期間内でも予算上限に達すると受付終了となります。
なお、2023年8月26日時点で予算に対する補助金申請額の割合は86%に達しました。残りの予算が少なくなっているため近日中に受付が終了する可能性があります。補助金を活用した家づくりをご検討の方は早めの申請をおすすめします。
▼公式サイトはこちら▼
こどもエコすまい支援事業
https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/
断熱性能の高い住宅は住宅ローン控除が優遇される
住宅ローン控除は、住宅ローンを利用して住宅を取得した際に、一定の所得税などが控除される制度です。この制度では住宅の断熱性能によって控除対象になる借入限度額が区分けされ、より高い断熱性能を持つ住宅ほど、多くの借入額が控除対象になるように優遇されています。
また2024年以降、国の定める「省エネ基準」に満たない断熱性能の住宅は、住宅ローン控除が受けられなくなります。これからマイホームを購入する場合は、省エネ基準以上の断熱性能を持つ住宅かをしっかり確認するようにしましょう。
住宅の環境性能等 | 借入限度額 | 控除期間 | |
2022年・2023年入居 | 2024年・2025年入居 | ||
長期優良住宅 低炭素住宅 | 5,000万円 | 4,500万円 | 13年間 |
ZEH水準省エネ住宅 | 4,500万円 | 3,500万円 | |
省エネ基準適合住宅 | 4,000万円 | 3,000万円 | |
その他の住宅 | 3,000万円 | 0円※ |
控除区分の基準となる2つの断熱性能
住宅ローン控除の借入限度額を区分する基準のうち、断熱性能である「省エネ基準」と「ZEH水準」について解説します。
・省エネ基準
省エネ基準は2016年に施行された「建築物省エネ法」に基づく断熱基準で、断熱等級4に相当します。2025年4月からは、この省エネ基準に満たない断熱性能の住宅は建築できなくなります。
・ZEH水準
ZEH水準とは、高断熱住宅の規格の一つであるZEHと同等の断熱基準のことです。ZEHは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略称で、断熱等級5に相当する断熱性能を持ちます。
断熱性能と設備の省エネ性能を高め、太陽光パネルなどで発電することで、年間のエネルギー消費量の収支がゼロになることを目指します。
まとめ
住宅の断熱性能は、国の定めた断熱等級を目安にすると比較しやすくなります。そしてしっかり比較をして断熱性能の高い住宅を選べば、快適な温度での生活が可能になり、光熱費が削減できるなど多くのメリットが得られます。
またUA値やηAC値の数値や、どのような窓が使われているかにも目を向けると、同じ断熱等級でもより断熱性能の高い住宅を選ぶことができるでしょう。
ヤング開発は、断熱性能が高く、光熱費を大幅に削減できるZEH住宅が標準仕様です。高断熱で住み心地の良い省エネ住宅をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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