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2022.06.30

こんにちは、ヤング開発です。


間取りや収納量などを考慮せずに玄関収納を選ぶと、住みはじめてから使い勝手が悪くなったり、収納スペースが足りなくなったりして後悔することになるかもしれません!
今回は、玄関収納選びで失敗しないために、チェックするべきポイントをご紹介します。

後半には「せっかく収納を作ったのに、しまえる量が少ない」といった失敗を防ぐために、靴以外に収納する物のリストもお伝えしています。

適切な収納量を計画するために、ぜひお役立てください。


●玄関収納にはどんな種類がある?
玄関収納と一言で言っても、主に靴を収納する下駄箱の壁面収納から、靴以外の収納もできるシューズインクローゼットまでさまざまな種類があります。


・カウンタータイプ
床から腰の位置ほどの高さの玄関収納。
棚の上に物が置けるので、鍵やマスクなどお出かけの時に必要な物を置いたり、アロマグッズやインテリア雑貨を飾って楽しんだりすることができます。
圧迫感が出にくいので、玄関にあまりスペースを割けない場合にもオススメです。


・壁面収納タイプ
壁一面に収納を取り付けるタイプ。
収納量が多いので、人数の多いご家族や靴の多い方にオススメです。
壁と一体化する色を選ぶと圧迫感を抑えることもできます。


・フロートタイプ
床から浮いているタイプの玄関収納。
足元に空きスペースがあることで抜け感が出て、収納力は保ちつつ圧迫感を解消できます。
間接照明を設置したり、観葉植物を置いたりすると、おしゃれな印象にもなります。


・シューズインクローゼット
靴だけでなくアウトドア用品などの大きな荷物も収納できる、子育て世帯に人気のタイプ。
土汚れの気になるベビーカーや三輪車、外に置いておくと不安なゴルフバッグなどをまとめて収納できます。


●玄関収納の選びの4つのチェックポイント
玄関収納選びに失敗しないために、チェックするべきポイントを4つご紹介します。


1.どれだけ収納できるのか
玄関収納を選ぶ際、まずは収納量をチェックしましょう。
これから増える家族も含めた人数分の靴の量、どんな靴収納するのか、ベビーカー・アウトドア用品・上着など靴以外も収納するのかなど、事前にリストアップしておくと良いでしょう。


2.玄関の間取りに合っているか
玄関の間取りに合わせた収納を選ぶことが大切です。
狭い玄関に大型収納を設置すると圧迫感が出やすく、収納するものがさほど多くないのにシューズクローゼットを設置すると、スペースの無駄遣いになってしまいます。
新居の玄関収納を選ぶ際は、担当者とよく相談して決めましょう。


3.機能性が良いか
玄関収納を選ぶときは、機能性にも着目してみましょう。
・お手入れや掃除がしやすいか
・収納物の高さによって棚の位置を自在に変えられるか


4.お家のテイストに合っているか
魅力的な玄関をつくるには、玄関収納のデザインだけを重視するのではなく、お家のテイストと合わせてコーディネートすることも大切。
玄関スペースの床材や玄関扉の素材なども考慮して検討しましょう。


●玄関収納にしまう靴以外の物のチェックリスト

チェックポイント1でお伝えしたように、必要な玄関収納の量を考えるには、どんな物を入れるかあらかじめ考えておく必要があります。

特に収納するスペースを見落としがちなのが、靴以外の物。

そこでここでは、玄関収納にしまうことが考えられる物をチェックリストにしてご紹介します。

ご自宅ではどれが該当するか確認し、十分な量の収納を作るためにお役立てください。


・外出用の衣類など


□上着 □帽子 □バッグ □マフラー □手袋

□ハンカチ □ティッシュ □マスク


上着や帽子はハンガーパイプやフックに掛けられるようにしておくと、出かけるときにすぐに取ることができて便利です。

帰宅したらそのまま掛けられるので、収納のある部屋まで移動する手間が省けます。

また棚もあると、バッグの他にマフラーなどの小物用の収納ケースを置くことができます。

ハンカチやマスクは大人用と子ども用があると場所を取るため、引き出し式の収納ケースに入れておくのがおすすめです。

・雨具


□傘 □レインコート・カッパ

雨具も忘れずに玄関内に収納場所を設けておきたい物の一つです。

まずは傘立ての置き場所をしっかり確保しましょう。

さらにレインコートやお子様のカッパを掛ける場所を作っておくと、収納しながら乾かせるため便利です。

場所は水滴が落ちても大丈夫なように、タイル部分の上に作るのがおすすめです。

・小物類

□鍵 □ペン □印鑑

車や自転車、玄関などの鍵は、トレーに入れてシューズボックスの上に置いたり、壁にフックを付けて掛けたりすると、必要な鍵をすぐに取ることができます。

また宅配便の受け取り用にペンや印鑑を置いておくと、わざわざ室内に取りに戻らずに済みます。

・掃除道具


□ホウキ □チリトリ □ガラスクリーナー □雑巾

ホウキとチリトリといった掃除道具も、忘れずに収納スペースを取っておきましょう。

他にガラスクリーナーと雑巾を置いておくと、明かり取りの窓や姿見の掃除がこまめにできて便利です。

・レジャー用品


□アウトドア用品 □ゴルフバッグ □スノーボード □スーツケース

大きめのレジャー用品を玄関内に置く場合は、大きさを測りスペースをしっかり取っておきましょう。

また外へ持ち出すときの通り道の幅も考慮しておくと、壁にぶつけて傷を付けずに済みます。

ただし大きな物はそれだけ玄関内の面積を必要とします。

たまにしか使わないようなら、外に物置を設置して収納するか、家の中の収納することも検討しましょう。


・スポーツ道具や外遊びのおもちゃ


□バットやグローブ □サッカーボール □バドミントンセット □虫取り網

お子様の外遊びのおもちゃは汚れることも多いため、大きめのボックスに入れて床置きにするのがおすすめです。

お子様も出し入れしやすい高さになり、自分で片付ける習慣を身につけやすくなるでしょう。


・お子様が使う物

□自転車のヘルメット □習い事のバッグ □部活で使う道具

お子様の自転車のヘルメットや習い事のバッグは、フックで壁に掛けるようにするとあまり場所を取らずに済みます。

まだお子様が小さいご家庭は、部活で使う道具を今から予定するのは難しいかもしれません。

そのため外遊びのおもちゃスペースを作っておき、成長とともにしまうものを入れ替えるようにすると良いでしょう。


・庭いじりの道具


□スコップ □剪定ばさみ □草刈り鎌 □庭用手袋

玄関内に庭いじりの道具が置いてあると、気づいたときにサッと植木の枝を切ったり雑草を取ったりできます。

これらの道具は土などの汚れが付くため、棚に置くより箱に入れて床置きにするのがおすすめです。


・ベビーカーや自転車

□ベビーカー □自転車 □自転車の空気入れや工具

4輪タイプのベビーカーはコンパクトに畳めるため、限られたスペースでも収納しやすいという特徴があります。

しかし安定性や操作性の良さで人気の3輪タイプは、畳んでも場所を取る製品が多く、検討している方は注意が必要です。

自転車を置く場合はお子様用を置くのか、大人用を置くかで必要な広さが変わります。

特に大人用の自転車を置く予定の方は、出し入れの通路幅も含め、事前に必要な広さを確認しておくようにしましょう。


・その他


□ミニ脚立 □防災グッズ □来客用スリッパ

玄関内に小さな脚立や台があると、シューズボックスや棚の上の方の物を取りやすくなります。

近ごろ常備する方が増えている防災グッズも、玄関内に置いておくと万が一のときにすぐに持って避難できるでしょう。

また新しく家を建てるとお友だちを招きたくなるもの。

来客用スリッパも取り出しやすいところにしまっておきましょう。

小さなアイテムの場合、わざわざ置き場所を計画せずに、空いたスペースにしまえば良いと思うかもしれません。

しかし生活するうちに物は増え、スペースの余裕はなくなっていきます。

小さな物でも置き場所をある程度計画しておいた方が、片付いた玄関を保ちやすくなるでしょう。


●玄関収納をさらに便利にする3つのアイデア

玄関収納をよりスッキリ片付けやすくする、3つのアイデアをご紹介します。


・収納ケースやカゴを活用する

小物は収納ケースやカゴに入れてしまうようにすると、出し入れが楽になり見た目がすっきりします。

さらに見やすい位置にラベルを貼り、中の物を書いておけば、目的の物を探しやすくなるのでおすすめです。

収納ケースやカゴは、同じ物をまとめ買いしてデザインを揃えるとオシャレに見えます。



・使う頻度と体格に合わせた場所にしまう

靴やバッグなど使う頻度の高い物は、人が通る動線に近い場所に収納すると、移動しながら出し入れできて便利です。

またお子様や身長の低い方が使う物は、身長に合わせて取りやすい高さを意識した収納を計画するようにしましょう。


・出し入れのしやすさも考慮する

収納は出し入れのしやすさも考慮すると、より使いやすくなります。

扉の無い棚はオープンな状態なので出し入れがしやすく、靴など頻繁に使う物をしまう場所に適しています。

また壁をくり抜いたニッチ収納を作りフックを付けて鍵掛けにすると、シューズボックスの上に置いたときより目的の鍵を探しやすくなるでしょう。


●玄関収納の実例3選

ここからは当社で施工した、玄関収納の事例を3つご紹介します。


・レジャー用品もたっぷりしまえる玄関収納

靴以外にもアウトドア用品や、お子様の遊び道具をたっぷりしまえる収納を作った事例です。

ハンガーパイプを広めに取り、掛けておいた方が取りやすい物をたくさんしまえるようにしています。

さらにその下はあえてオープンなスペースにして、大きめな物を置けるように工夫しました。


・充実のハンガーパイプでお出かけ前の準備もバッチリ

ハンガーパイプを2段にして、上着などをたくさん掛けられるようにしています。

お出かけ前に、外の気温に合わせて着ていく服を選べますね。

また床がタイルなので、濡れたカッパを掛けるのにも良さそうです。


・有孔ボードを壁に貼って多目的に活用

好きな位置にフックなどを付けられる有孔ボードを、壁に貼って鍵掛けやディスプレイとして活用しています。

有孔ボードに取り付けるパーツには、小さな棚や小物入れなどさまざまな物があるので、ペンやポケットティッシュなど、玄関まわりのミニ収納としても便利に使えます。


玄関収納を選ぶときに失敗しないためには、今使っている玄関収納の問題点を書きだすのもおすすめです。
ヤング開発では、収納したいものに合わせた玄関収納もちろん、お客様のライフスタイルに合わせた玄関収納のご提案をいたします!
ぜひお気軽にご相談ください。

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