新築分譲住宅
分譲マンション
中古住宅
賃貸物件
リフォーム
会社案内

スタッフブログ

2024.10.15


マイホーム購入を考える方にとって、希望地域での土地価格の相場はとても気になるところでしょう。さらに今後価格が上がる可能性があるなら、家を手に入れるタイミングを真剣に考えなければなりません。
今回は、兵庫県明石市で家の購入を検討している方に向けて、2024年最新版の土地の価格相場と、今後上昇するかどうかの見込みについて解説します。できるだけお得な価格で家を購入するために、ぜひお役立てください。


明石市の土地価格相場は?



兵庫県明石市の2024年の土地価格相場は、都道府県が示す基準地価を見ると1坪当たり約42万円です。1坪とは畳2枚分の広さで、土地の広さを表す単位の一つです。仮に30坪の土地を購入すれば1,260万円、40坪なら1,680万円になります。


兵庫県の市町村地価ランキング

この価格は県内の他の市町村と比べると、どれくらいの位置なのでしょうか。兵庫県の地価ランキングトップ10は下の表の結果となっています。明石市の地価ランキングは7位で、芦屋市を筆頭とした上位と比べると抑え目な価格といえます。


順位市区町村坪単価
1芦屋市約141万円
2神戸市約121万円
3西宮市約109万円
4尼崎市約89万円
5宝塚市約67万円
6伊丹市約60万円
7明石市約42万円
8川西市約39万円
9姫路市約35万円
10加古川市約28万円


明石市の地域別地価ランキング

同じ明石市の中でも、エリアによって坪単価は変わります。駅周辺エリアの地価トップ15は以下の表のようになっています。もし希望するエリアがあるなら、坪単価に30坪や40坪の面積を掛け、おおよその土地価格を調べてみましょう。


順位エリア坪単価
1明石駅約65万円
2人丸前駅約64万円
3朝霧駅約45万円
4大久保駅約43万円
5大蔵谷駅約40万円
6西明石駅約40万円
7藤江駅約36万円
8西新町駅約35万円
9山陽魚住駅約31万円
10魚住駅約29万円
11東二見駅約28万円
12林崎松江海岸駅約28万円
13中八木駅約27万円
14西江井ヶ島駅約24万円
15江井ヶ島駅駅約22万円


明石市は今後も地価が上昇する可能性がある



土地や家を買うかどうかで気になるのが、地価が今後どう変動するかについてでしょう。地価が下落傾向にあるなら購入するのは少し待つ方が良いでしょうし、上昇傾向なら早めに買った方がお得ということになります。
結論から言えば、明石市の地価は今後上昇していく可能性があります。


公示価格は上昇傾向



2024年3月26日の国土交通省の発表した公示地価よると、明石市の住宅地の平均価格は7年連続で上昇し、上げ幅は前年比3.8%と、2年連続で県内1位となりました。
公示価格の推移を見ると、明石市の住宅地の地価は2014年から少しずつ上昇を続け、2024年の地価は10年前の2014年に比べ14.7%も増えています。これを30坪の土地に反映すると、10年前は約1150万円、2024年現在では1,319万円と、170万円近くの差額が生じる計算です。
この原因は、景気の低迷から地価の高いランキング上位の市を避け、出費が抑えられ、かつ子育て層への施策が手厚い明石市に住もうという方が増えているからでしょう。
ただし、これはあくまでも「公示価格」での話。実際に市場で取引される「実勢価格」になると、さらに上げ幅が大きくなります。人気エリアや駅近立地では、坪単価がここ数年で倍くらい値上がりしているところもあります。
子育て層を中心とした人口増加に伴う宅地需要がますます高まり、今後も明石市の土地の価格は上昇を続けると予想されます。



人口も増加している



2024年1月1日時点の明石市の人口は306,030人、10年前に比べ約1万5千人も増えています。2015年から2020年までの人口増加率は3.55%で、全国62の中核市の中で増加率がもっとも高い市になりました。
現代は多くの市町村で少子高齢化による人口減少が進んでいます。そうした中でも、明石市は若い子育て世代を中心に人口が10年連続で増えています。
住宅地に対する引き合いの多さが、地価にも表れているといえるでしょう。そして今後も人口が増えれば、土地を買って家を持ちたいと考える人が増えていくと予想されます。
しかし残念ながら住宅向けの土地は限られていて、大幅に増えることはありません。そのため土地を求める人が増えれば、良い土地ほどさらに価格が上がっていくのではないでしょうか。



金利上昇や材料高騰の影響は?



近年、住宅ローンの変動金利については過去最低の水準となっていますが、長期固定金利については上昇傾向にあります。
最近では世界的な金利上昇傾向にあるため、長期固定金利が上昇を続けるだけでなく、日本銀行の金融政策の変更により金利全般が上昇していく可能性があるでしょう。
さらに、円安による材料費高騰や人件費の引き上げを受け、建築費の値上げを実施する住宅会社も多く見受けられます。
今後は土地価格だけなく、住宅ローンの返済額や建築費自体の値上がりも視野に入れながらマイホーム計画を立てる必要がありそうです。


明石市は利便性が良く子育てをしやすい街



明石市は兵庫県南部に位置し、大阪の中心部まで電車でおよそ40分です。このため、阪神地区のベッドタウンとして注目されています。
また、年間の平均気温は14〜15度と温暖で、関西でもっとも日照時間が長いなど、とても住みやすい気候といえるでしょう。
さらに高校3年生まで医療費が無料、2人目の子供から保育料が無料、中学校の給食費が無料など、子育て世代にはありがたい政策が充実しています。
もちろん海もすぐそばで景色が良いなど、人口が増え続けているのも納得の魅力的な街といえるでしょう。


土地や家を買うタイミングとは



土地の相場やこれから価格が上がる可能性が高いとわかっても、なかなかマイホーム購入に踏み切れない方もいるかもしれません。実際に家を手に入れている方たちは、どんなタイミングで購入したのでしょうか。


お子さんの入学・進学



家を購入するきっかけで、もっとも多いのがお子様の入学や進学です。
小学校へ入学してから転校することになっては、お子様が新しい学校や友達になじめるか心配になります。また学区が変わらなくても、近所のお友達と仲良くなってから引っ越すのは少しかわいそうですよね。
そのためもあってか、多くの方が幼稚園や保育園、小学校へ入るタイミングでマイホームを購入しています。
あるいはすでに幼稚園や小学校に通っているなら、学年の切り替わる4月に転校・転園をすればスムーズに新しい環境に慣れることができるでしょう。


賃貸の更新

今住んでいる賃貸の更新のタイミングで、新居に引っ越せるよう計画する方もいます。
更新時には不動産屋さんに更新手数料を支払うケースが多いものですが、手数料を払ってしまえばお金がもったいなく感じ、さらに次の更新まで住み続けてしまう方も多いようです。
家賃の支払いより、住宅ローンの支払いの方が自分たちの財産になります。賃貸の更新をタイミングにマイホーム購入を計画してはいかがでしょうか。


ローンの完済年齢



65歳から逆算して、定年前に住宅ローンが終わるように家を購入する方もいます。
例えば30歳で35年返済の住宅ローンを組むと、支払いが終わるのは65歳で定年のタイミングです。そのため20代の方は、30歳までのマイホーム購入が一つの目標になるでしょう。
30歳を超えている方は、できるだけ早く家を購入した方が定年後の生活に支障が出にくくなります。歳を重ねてから住宅を購入するとなると、それだけ短いローンを組むことになり、毎月の返済額が増える恐れがあります。将来の負担が少なくなるように、ゴールを見据えた計画を立てると良いでしょう。


まとめ



明石市は利便性も良く、子育てへの手厚い政策から近年人気が高まっています。芦屋市や西宮市など県内の地価ランキング上位の市に比べると、現実的な価格でマイホームを持てるのも魅力です。
しかし、その人気の高さから地価は徐々に上がっています。できるだけローンの負担や出費を抑えるなら、やはり早めのマイホーム購入がおすすめです。
ヤング開発では明石市をはじめ、その周辺エリアにも新築分譲住宅をたくさんご用意しています。マイホームをお考えの方はお気軽にご相談ください。

スタッフ at 11.06 AM