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2023.09.30

新しく建てるマイホームにファミリークローゼットがあると、収納が増えるだけでなく、家の中を効率的に移動できるようになります。しかし初めてファミリークローゼットを作る方からすれば、どんな間取りにすれば使いやすくなるのか、気になることでしょう。



そこで今回は、マイホームの建築を検討中の方へ向けて、ファミリークローゼットのおすすめの間取り実例をご紹介します。間取りを考える際の注意点もお伝えしていますので、ぜひ最後までご覧ください。



ファミリークローゼットのおすすめ実例5選

はじめに、ヤング開発で施工したファミリークローゼットの実例を間取り付きで5つご紹介します。それぞれのこだわりポイントも解説していますので、マイホームを検討する際の参考にしてください。

  • 実例①

LDKからファミリークローゼットへ入り、洗面室、そして再びLDKへ抜けられる、回遊動線になった実例です。この間取りならファミリークローゼットで着替えやタオルを取り、そのままお風呂へ入れますね。また乾燥機能付き洗濯機を導入すれば乾燥させた衣類を、すぐにしまえます。

さらに2階には、バルコニーへ出られるファミリークローゼットも配置。こちらもバルコニーに干して乾いた洗濯物を、そのまましまえます。



  • 実例②


こちらも実例①同様、LDKと洗面室の2つの方向から出入りできるファミリークローゼットを作った実例です。キッチンから直接出入りできる配置なので、食品や食器などをしまうパントリーとしても使えそうですね。

また入れる物の大きさに合わせて、棚の高さを変えられる可動棚をたっぷり取り付けました。スペースを無駄にせず、さまざまな物をしまうための工夫です。



  • 実例③


こちらは2階にファミリークローゼットを配置した実例です。2階にあると各居室から荷物を出し入れするときに、階段を上り下りしなくて済むというメリットがあります。

バルコニーに干した洗濯物を入れるときも、楽に運べそうです。取り込んだ洗濯物はファミリークローゼットの1か所に収納すればよいので、洗濯家事の負担が減らせます。また2階の中央に配置することで、どの部屋からもアクセスしやすいように工夫しています。



  • 実例④


玄関から直接出入りができる配置のファミリークローゼットの実例です。帰宅したらすぐに上着を掛け、奥でつながっている洗面室へと抜けて、手洗いやうがいができるようになっています。

また帽子やコートを掛けておけば、外の気温の様子で着る物を調節したいときに、2階まで取りに行かずに済むでしょう。



  • 実例⑤

こちらも実例④同様に、玄関から洗面室へ向かう動線上にファミリークローゼットを設けています。扉を設けずオープンにすることで、出入りが楽になり、移動しながら荷物を置いたり取ったりがスムーズにできます。

また玄関にお客様が来たとき、中が見えないように入り口の向きを工夫しています。オープンな収納を計画する場合は、ぜひ参考にしていただきたいポイントです。



ファミリークローゼットを作る前に考えたいこと

ファミリークローゼットには作る前に考えておくと、より便利になるポイントがあります。次にご紹介する2つのポイントについて、ご家族でぜひじっくりと話し合ってみてください。

  • 入れる物を整理する


ファミリークローゼットを計画するときは、収納する物を書き出して整理をしてみましょう。収納する物が明確になることで、適切なファミリークローゼットの広さを考えることができます。

特にシーズンオフの衣服や旅行鞄など、たまにしか使わない物を収納するかどうかは、ファミリークローゼットの広さに大きく影響します。

また誰の物を入れるかも、よく家族で話し合っておきましょう。お子様によっては、衣服は自分の部屋に置きたいと考えているかもしれません。もしご夫婦の衣服だけを収納するなら、コンパクトなファミリークローゼットで済むことも考えられます。

ご家族で収納する物をよく話し合い、過不足のない広さのファミリークローゼットを作るようにしましょう。

  • 使い方を考える


ファミリークローゼットを計画するときは、収納以外にどんな使い方をするかもしっかり検討しましょう。ファミリークローゼットの使い方によって、必要な広さや設備が変わるためです。

例えばクローゼット内で服のコーディネートをするなら、姿見を置く壁面とその前に立つスペースが必要です。またアイロンがけをするなら、アイロン台を置くスペースとコンセントが、洗濯物を畳むならカウンターを付けておく必要があります。

ファミリークローゼットは収納だけに限らず、さまざまな使い方ができるスペースです。その応用性の高さを生かすためにも、ぜひ事前にどんな使い方をするか話し合っておきましょう。

近くに配置したい3つの間取り

ファミリークローゼットは、他の間取りとの距離も十分に考えて配置を計画しましょう。特に次の3つの間取りの近くに配置すると、ファミリークローゼットの使い勝手の良さが何倍にもなります。

  • 洗面室

ファミリークローゼットのそばに洗面室があると、洗面台で身だしなみを整え、ファミリークローゼットにある鞄や上着を取ってサッと出かけられます。また帰宅したときはファミリークローゼットに荷物を置いて、すぐに洗面台で手洗いやうがいができます。

  • ランドリールーム

ランドリールームをファミリークローゼットの近くに配置すれば、干した洗濯物を手早く収納できます。しかもファミリークローゼットを家族全員の衣類をしまう場所にすれば、家族それぞれの部屋に洗濯物を運ぶという手間も減らしてくれます。

  • 玄関

玄関のそばにファミリークローゼットがあると、出かけるとき玄関へ向かいながら、鞄や上着を取れるようになります。また帰宅したときも、すぐに鞄を置き上着を掛けリラックスできます。またお子様の帽子や習い事の道具なども置けば、忘れ物もしにくくなるのではないでしょうか。

ファミリークローゼットの2つの間取り

ファミリークローゼットの間取りには、ウォークスルータイプとウォークインタイプの2種類があります。


ウォークスルータイプは出入り口が2箇所あり、通り抜けできることで、より効率良く移動できるようになります。例えば事例④⑤でもご紹介した、ウォークスルータイプのファミリークローゼットの前後に、玄関と洗面室を配置した間取りは、帰宅時や出かけるときの動きを楽にしてくれます。


一方のウォークインタイプは出入り口が1箇所で、収納に役割を絞った間取りです。通り抜けを考慮せずに済むため、ウォークスルータイプより広く使え、配置が自由できるというメリットがあります。また入り口が1箇所で済むことで、より多くの壁面を収納に使えます。

2つの種類にはそれぞれ異なるメリットがあります。より適したファミリークローゼットを選び、使い勝手の良い収納にしてください。


まとめ

ファミリークローゼットは単に収納量が増えるだけでなく、住む人の動線が良くなり住みやすい家にしてくれます。

ヤング開発ではご紹介した実例のような、快適なファミリークローゼットを備えた住まいをご提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

スタッフ at 10.00 AM