こんにちは、ヤング開発です。
ジメジメとした天気の続く梅雨の時期は、洗濯物が乾きにくかったり、カビが生えやすかったりという悩ましい問題が多いものです。
長引く湿気は住まいにも住む人の健康にも悪影響を与えてしまうため、何とか対策を講じたいところ。

今回は、梅雨時期における特有のお悩みを解決する住宅設備をまとめてご紹介します!
住まいにおけるさまざまな工夫で、不快な季節を軽やかに乗り越えましょう♪
●浴室暖房乾燥機

室内干しを検討する際、ぜひ活用したいのが浴室暖房乾燥機です。
浴室はそもそも防水処理がされているため、湿気を外に逃がさず効率的に洗濯物を乾燥させます。
暖かい送風によって、洗濯物が早く乾きやすいのも嬉しいポイント。
雑菌の繁殖が抑えられ、嫌な生乾き臭も発生しにくくなります。
●ランドリールーム

洗濯物を洗う・干す・取り込む・たたむという作業がまとめて行えるランドリールームは、家事効率がアップする間取りとして近年人気が高まっています。
ベランダまでの移動が必要なく、花粉や梅雨時期、夜間でも洗濯物ができるため、共働きの忙しいご家庭にピッタリのスペースです。
●室内干しユニット

天井や壁に取り付け、室内でも洗濯物干しが可能になる室内干しユニットは、定番の「ホスクリーン」を筆頭に、使わない時は格納できるタイプなどさまざまな製品が展開されています。
ランドリールームや洗面室だけでなく、リビングの近くや2階ホールなどに設置するケースも多く、ライフスタイルにマッチする使い勝手の良さが魅力です。
●機能性壁材

自然に心地いい湿度に調整しながら気になるニオイも脱臭してくれる素材として、機能性壁材が挙げられます。
タイル状壁材の「エコカラット」は、機能性とデザイン性を兼ね備えアクセントウォールへ採用するケースも多く見られます。
また、壁紙でも防臭効果や防カビ効果、吸放湿効果などの高機能タイプが多彩に展開されています。
ジメジメとした梅雨時期の湿気は日本で暮らす限り避けられないものですが、あらゆる工夫で過ごしやすい住まいをつくることは可能です。
外環境に影響されない家づくりで、いつでも家事がしやすい快適なマイホームを目指しましょう。
こんにちは、ヤング開発です。
2023年初めから開始された政府の「激変緩和措置」である電気代・ガス代の負担軽減策は、2024年5月使用分で終了し、6月以降は補助がなくなる予定です。
これからは光熱費の高騰が家計を直撃し、ますますランニングコストの負担が重くなっていくことが予想されます。

今後の家づくりでは光熱費の負担軽減への対策が必要不可欠となりますが、そんな中でおすすめしたいのが「ZEH住宅」です。
今回は、光熱費を気にしない暮らしを実現するZEH住宅の魅力をお伝えします。
●電気代・ガス代の激変緩和措置はいつまで?
2023年1月からスタートした「電気・ガス価格激変緩和対策事業」いわゆる激変緩和措置は、エネルギー価格高騰による家庭や企業の負担を軽減するため政府が料金の一部を補助する政策です。
2024年も継続されていましたが、2024年5月使用(6月検針)分を持って終了することが発表されました。
政策終了後は、再び光熱費の高騰が避けられない状況となります!
●消費エネルギー実質ゼロにするZEH住宅の魅力とは
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅は、使うエネルギーと創るエネルギーの組み合わせによりエネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅です。
以下のメリットを持つことで、光熱費の大幅な削減だけでなく、住まいの快適性や安全性を実現するのがZEH住宅の魅力と言えるでしょう。
・光熱費の削減につながる
・少ない消費電力で1年中快適な室内温度を実現する
・災害時に電気が使える
・不動産としての価値がアップする
●ヤング開発は全戸ZEH標準!

ヤング開発の家は、全戸においてZEH住宅を標準仕様としています。
最新式の太陽光発電システムや、エコキュート付きオール電化仕様、超高性能断熱材などがすべて標準装備!
さらに、ZEHを超える性能を持つ「HEAT20 G2」グレード仕様が無料標準で選択可能です。
光熱費高騰に従い、今後ますます需要が高まっていくと予想されるZEH住宅。
ZEH仕様のマイホーム購入をご検討の方は、ぜひヤング開発までお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
今回は、高砂市のI様邸にお邪魔し、思い出に残るエピソードやお気に入りポイント、住み心地などをお伺いしました。

Q.家を買おうと思ったきっかけは?
もともと住んでいた賃貸の部屋は日当たりや住み心地に不満がありました。
子どもが産まれて狭さを感じ始めたこともあり、家を建てようと決意しました。
Q.ヤング開発とこの分譲地を選んだ理由は?
ヤング開発は高砂で知名度があり、名前はよく聞いたことがありました。
会社から近く広い敷地の分譲地を探していたところ、ヤング開発で希望に合う分譲地があったのでここに決めました。

Q.こだわったところやお気に入りポイントについて教えて!
とにかく広さにはこだわりました。
リビングや玄関、お風呂、脱衣所など、全体的に広くしたかったのでメーターモジュールで建ててもらいました。

天井高も2.7mと高めにして、かなり満足しています。
家に来た人には「明るくて広い家やね~」「部屋数が多いな~」とよく言われますね。

主人が仕事で夜勤や朝早いときがあるのですが、リビングや寝室を通らなくても身支度が一通りできるように、玄関からも洗面室からも出入りできるランドリールームを配置しました。
洗濯物を乾燥機から出して、そのままハンガーにかけ、すぐに着られる点も便利です。

玄関は広めに作ってもらいました。
靴の脱ぎ履きもしやすく、ベビーカーもそのまま乗り入れられるので満足しています。
Q.設備や性能はどうですか?
太陽光発電にして、かなり電気代が安くなったと感じています。
夏でも一万円切るくらいなので、だいぶ助かっています。
食洗機があるので洗い物にかける時間がだいぶ短くなって、その分子どもと遊ぶ時間がとれるなど、他のことに時間を使えるようになって良かったと思います。

Q.やって良かったこと、今後楽しみなことは?
やって良かったのは、トイレを2つにしたことと、玄関入ってすぐのところに洗面台を設けたことですね。
玄関すぐの洗面台は、子どもが汚れて帰ってきてもすぐ手を洗えますし、お友だちが来てくれた時も家に上がるタイミングで手洗いができて便利です。

駐車場の奥に庭があるのですが、今後は人工芝にしてみたり、石を敷き詰めてみたり、いろいろやれることがあると思うので楽しみです。

I様、どうもありがとうございました!
新居でご家族仲良くお幸せにお過ごしくださいね!
▼I様のインタビューは動画でもご覧いただけます▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/voice/vol.65.htm
▼【お客様の声】一覧はこちら▼

家づくりを検討する方なら、幾度か耳にするであろう「エコ住宅」という言葉。
何となくイメージが付くものの、具体的にはどのような家なのかわからない、と感じる方が多いのではないでしょうか。
この記事では、エコ住宅の基準や条件、そのメリットや注意点を解説します。
普及率が高まるZEH住宅や長期優良住宅など、エコ住宅の種類についても紹介。マイホームを検討する方は、ぜひ参考にしてください。
エコ住宅とは

エコ住宅は、断熱性などの住宅性能を高めることで、消費エネルギーを抑えながら快適な室内環境をつくる「人にも環境にもやさしい家」です。
具体的な内容を紹介していきましょう。
エコ住宅ってどんな家?その基準と条件
エコ住宅は、気密性や断熱性、耐震性や耐火性を高めることにより、外環境の影響を受けにくく高耐久になるように作られています。一般的な住宅に比べ冷暖房効率が良く、少ない電力でも家中を快適な温度に整えることが可能です。
光熱費を抑えながら1年中快適に過ごせるため、長期的なコストパフォーマンスに優れ、ヒートショックといった温度差に起因する健康被害のリスクも減らせます。
このエコ住宅、実は明確な定義や基準は存在しません。
ただし、エコ住宅であるかどうかの判断基準のベースとなるものに「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」があります。
この法律の改正により、2025年度以降はすべての新築住宅において「省エネ基準」への適合が義務化されます。
省エネ基準適合のためには、大まかに以下2点の基準を満たすことが必要なため、エコ住宅であるかどうかを判断する際には、これらの基準を超える性能を持つかをチェックするのが有効です。
・断熱等性能等級(断熱等級) 4以上
・一次エネルギー消費量等級(一時エネ等級) 4以上
エコ住宅と省エネ住宅の違いは?

エコ住宅と類似する言葉に「省エネ住宅」や「エコハウス」というものがあります。
エコ住宅はそもそも包括的な意味合いがある言葉のため、どちらも同義に使われるケースがありますが、経済産業省と環境省ではそれぞれの住宅について以下のようにまとめています。
【省エネ住宅(省エネルギー住宅)】
「断熱」「日射遮蔽」「気密」により、以下の内容を実現する家
冬:部屋の中の暖かい空気が逃げず、部屋内や部屋間の室温がほぼ均一。北側の風呂もトイレも寒くなく、結露もしない。
夏:室外からの熱気が入らずに涼しい。小型のエアコンでも良く効き、朝・夕は風通しが良い。
参考:経済産業省|省エネ住宅
【エコハウス】
地域の気候風土や敷地の条件を十分に活かしながら、自然エネルギーを最大限に活かし、さらに身近に手に入る地域の材料を使うなど、環境に負担をかけない方法で建てられた家。
「断熱」「気密」「日射遮蔽」「日射導入」「蓄熱」「通風」「換気」「自然素材」の8つの環境基本性能が実践され、住まいに必要なエネルギーを最小限に抑えた快適な住宅を指す。
参考:環境省|エコハウスとは
エコ住宅を選ぶメリットと注意点

エコ住宅には多くのメリットがありますが、建築・購入する際にはいくつかの注意点もあります。
エコ住宅のメリット
・温度差の少ない快適な室内環境が実現する
・光熱費を抑えられる
・災害に強い家になる
・家の長寿命化が図れる
・条件により補助金を受け取れる
エコ住宅のメリットは、何といっても快適な住まい環境と低いランニングコストを実現できる点でしょう。
また耐震性や耐久性へも配慮されているため、地震や台風といった災害、シロアリやカビによる腐蝕にも強く、長持ちする住まいが実現します。結果として、大規模改修といったメンテナンスが必要なくなるもの嬉しいポイント。
ZEH(ゼッチ)住宅や長期優良住宅などの認定を受ければ、購入時に補助金を受け取れる可能性もあります。
エコ住宅の注意点

・性能や導入設備によっては建築費用が高くなる
・施工業者により品質にムラが出る
エコ住宅は、断熱材や窓サッシといった建材、太陽光発電システムや蓄電池などの設備の仕様や有無によって費用に大きな差が生じます。家を建てる地域の気候やライフスタイルに合わせて、最適な性能レベルを確保することが大切です。
また、エコ住宅は近年急速に普及が進んでいることもあり、経験不足の施工業者も存在するのが実情です。特殊な仕様のエコ住宅の設計や施工には正しい知識と経験が必要不可欠。さらに認定や補助金申請の手続きは煩雑な内容のものも多いため、豊富な実績を持つ会社に依頼することが、スムーズに家づくりを進めるポイントになります。
エコ住宅の種類

エコ住宅にはいくつか種類があり、それぞれで特化する内容や基準が異なります。
省エネ基準適合住宅
2025年度以降すべての新築住宅に義務化される省エネ基準をクリアした住宅です。
一般的な既存住宅に比べれば高い省エネ性能を持ちますが、今後は家づくりでは最低レベルとなるエコ住宅の水準です。
ZEH住宅

ZEH住宅は、高断熱・高気密の外皮によってエネルギー消費を抑えながら、太陽光発電システムなどの創エネ設備を組み合わせることで、年間の一次エネルギー消費量を概ねゼロにする住宅です。
国の補助金制度などにより普及が拡大し、標準仕様とする住宅会社も増えてきました。
長期優良住宅

長期優良住宅は、省エネ性に加え耐震性や劣化対策、住みやすさやバリアフリー性など、さまざまな要件の達成が求められる国の認定住宅です。
維持管理や保全に関する計画立案も要件に含まれ、適切にメンテナンスを行った場合の期待耐用年数は100年超とされています。
ZEH住宅以上に税制措置や補助金の優遇を手厚く受けられます。
認定低炭素住宅
認定低炭素住宅は、CO2の排出を抑えるための対策に特化した環境配慮型の住宅です。
原則として市街化区域に建てられた住宅が対象で、建築の劣化対策に加え、節水型機器やエネルギー消費を管理するHEMSの導入、住宅と電気自動車間で給電・充電するV2Hの設置などが求められます。
パッシブハウス
「究極のエコハウス」とも呼ばれるパッシブハウスは、自然エネルギーを最大限活用するエコ住宅です。非常に厳しいエネルギー消費基準が設けられ、年間の日射や通風、建物の蓄熱性能といった条件を考慮した厳密な設計が必要なため、実施できる建築士も限られています。
まとめ

エコ住宅は明確な基準や条件がなく、実際の住宅性能もハウスメーカーや工務店によってさまざまです。
エコ住宅の省エネ性能を判断する際には「省エネ基準」を超える性能であるかどうかをチェックしましょう。
また、エコ住宅にはさまざまな住宅タイプがあります。
「光熱費を最小限に抑えたいならZEH住宅」
「次世代まで引き継げる家づくりをしたいなら長期優良住宅」
以上のように、家族の考え方や予算に合わせてエコ住宅のタイプを選ぶことが大切です。また、要件をクリアすれば一軒の家で複数の認定を受けることも可能です。ただし手続きには追加費用がかかるケースが多いため、必要に応じて検討しましょう。
新築住宅35,000戸の実績を持つヤング開発では、全戸ZEH住宅を標準仕様としています。さらに、国内最高レベルの断熱性能を持つ「HEAT20 G2」グレードが標準仕様でセレクト可能です。
デザインも住み心地も妥協なしのエコ住宅なら、ヤング開発にぜひお任せください。
こんにちは、ヤング開発です。
マイホームの購入がとってもお得になる「子育てエコホーム支援事業」についてご存じでしょうか?
子育てエコホーム支援事業は、新築時に最大100万円の補助金を受け取れる国の補助金制度です。

ただし、補助金申請額が予算上限(100%)に達し次第、交付申請の受付が終了となってしまうため、同じ条件で家を建てても予算達成率次第では補助金が全く受け取れない可能性が…。
補助金を活用して家づくりをするなら、早めの申請がおすすめです!
<補助対象>
・子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯
・若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
<補助金の対象期間>
2023年11月2日以降(基礎工事より後の工程への着手)
<交付申請期間>
2024年4月2日~予算上限に達するまで(遅くとも2024年12月31日まで)
<補助額>
・長期優良住宅 :1住戸につき100万円
・ZEH水準住宅 : 1住戸につき80万円
※立地区域によって補助金額が変わる場合があります。
●ヤング開発なら標準仕様で補助金80万円が受け取れます!
ヤング開発が手掛ける住宅は、全戸「ZEH標準」です。
世帯条件やその他の適用条件を満たせば、80万円の補助金を受給できます!
さらに、構造計算を実施のうえ長期優良住宅の認定を受けることで、補助金100万円を受け取ることも可能です。

過去最大級と言われる今回の事業は、住宅業界全体で大々的にアピールされていることもあり、利用者が続々と増えています。
1件当たりの補助額も大きいため、早期に予算枠が埋まることが予想されます。
2024年中にマイホームの購入をご検討の方は、ぜひ早めに申請を行ってお得な家づくりを実現してくださいね。
補助金制度について詳しく知りたい方は、ヤング開発までお気軽にお問い合わせください。
▼予算に対する補助金申請額の割合はここから確認できます。

断熱性をはじめとする家の性能を高めることにより、少ないエネルギー消費で快適な生活環境を実現するエコ住宅。
国は脱炭素化社会を実現する政策の一環として、エコ住宅を購入した際に活用できる減税制度を各種設けています。その内容は「住宅ローン減税」に関する所得税を含め、なんと5種類もの税制が対象!
ただし、そのほとんどについて申請手続きが必要です。制度を活用しない場合と比較すると、課税額に数十万~数百万円もの差が生じる可能性があります。
お得な優遇制度をもれなく活用するために、ぜひ当記事を参考にしてください。
エコ住宅購入で減税対象となる5つの税制

エコ住宅に関する減税制度は、一定の性能基準を満たすことで適用されます。
現在、エコ住宅購入で減税対象となる税制は以下の5種類です。
・所得税
・贈与税
・固定資産税
・不動産所得税
・登録免許税
それぞれ詳しく解説していきましょう。
所得税(住宅ローン減税)

住宅取得時やリフォーム時に住宅ローンを利用すると「住宅ローン減税」の対象となります。
住宅ローン減税は、正式名称を「住宅借入金等特別控除」といい、毎年の住宅ローン残高の0.7%の額が所得税から控除される制度です。
省エネ性能に応じて、控除額の算出元となる「借入限度額」の上限がアップします。
【エコ住宅の省エネ性能と控除額の関係(新築および2024年入居の場合)】
省エネ性能 | 借入限度額 | 最大控除額(13年分) |
長期優良住宅・低炭素住宅 | 4,500万円(5,000万円) | 409.5万円(455万円) |
ZEH(ゼッチ)水準省エネ住宅 | 3,500万円(4,500万円) | 318.5万円(409.5万円) |
省エネ基準適合住宅 | 3,000万円(4,000万円) | 273万円(364万円) |
その他の住宅 | 0円 | 0円 |
※( )内は「19歳未満の子を有する世帯」または「夫婦のいずれかが40歳未満の世帯」の適用額。
また住宅ローンを利用せず、自己資金で認定住宅やZEH水準住宅を購入または省エネ化リフォームする場合には「投資型減税」を活用できます。省エネ性能を強化するための費用に相当する額の10%、最大65万円が控除されます。
住宅ローン減税と投資型減税は、ともに入居翌年の3月15日までに確定申告を行うことが必要です。会社員の方でも初年度は年末調整での手続きができず、確定申告が必要になるため、余裕も持って準備を進めましょう。
参考:国土交通省|住宅ローン減税の借入限度額及び床面積要件の維持(所得税・個人住民税)
贈与税

通常110万円を超える贈与を受けた場合には贈与税の対象となりますが、両親や祖父母など直系尊属から住宅取得のための援助金を得た場合には、一定額までの贈与が非課税対象となります。
【住宅の取得・または改築のための贈与の非課税限度額】
対象住宅 | 非課税限度額 |
省エネ等住宅 | 1,000万円 |
一般住宅 | 500万円 |
この場合の「省エネ等住宅」とは下記の内容のいずれかを満たす住宅を指します。
・断熱等性能等級5以上かつ一次エネルギー消費量等級6以上であること
・耐震等級2以上または免震建築物であること
・高齢者等配慮対策等級3以上であること
なお制度の適用を受けるには、所得税と同様に確定申告が必要です。贈与税の非課税措置を受けるためには非常に細かい要件が設けられているため、あらかじめ税務署に相談することをおすすめします。
参考:国税庁|直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税
固定資産税

固定資産税は、土地や不動産の所有者に対して毎年課税される市町村税です。新築住宅を取得した際には、特例措置により納税額が一定期間2分の1になります。
【新築住宅取得時の固定資産税の減額率と期間】
対象住宅 | 減額率 | 適用期間 |
長期優良住宅 | 2分の1 | 5年間 |
一般住宅 | 3年間 |
固定資産税の減税手続きは「固定資産税減額申告書(新築住宅)」という申請書を作成して市区町村の役場に提出することが必要です。新築の場合は、建築翌年の1月31日までに申告しましょう。
不動産所得税
不動産所得税は、土地や不動産を取得した際に課税される都道府県税です。固定資産税の減税と同じく新築住宅を取得した際の特例措置が設けられており、不動産取得にかかる税率が軽減され、課税標準額から控除額が拡大されます。
【新築住宅取得時の不動産所得税の課税率と控除額】
対象住宅 | 課税率 | 控除額 |
長期優良住宅 | 3% | 1,300万円 |
一般住宅 | 1,200万円 | |
本則 | 4% | 0円 |
不動産所得税の減税手続きは各都道府県によっても異なりますが、兵庫県の場合は管轄の県税事務所に「不動産取得税特例控除申請書」などを提出することで申告できます。
詳細については、お住まいの都道府県税事務所にあらかじめ確認しましょう。
参考:兵庫県|不動産取得税
登録免許税

土地や不動産を取得したときには、所有権保存登記や移転登記といった手続きが発生します。これらの登記を行う際にかかる税金が登録免許税です。
住宅用の建物を取得したときにはさまざまなケースで登録免許税が軽減されますが、長期優良住宅や点炭素住宅といった認定住宅を取得した際にも適用されます。
【住宅を取得した際の登録免許税の適用税率】
対象住宅 | 適用税率 |
認定住宅 | 0.1% |
一般住宅 | 0.15% |
住宅の登記に関して軽減税率の適用を受けるためには、登記申請時に市町村等による住所地の所在証明書を添付します。このタイミングを外すと、後で申請することはできないので注意しましょう。
エコ住宅は補助金や優遇制度も充実!

エコ住宅の取得はさまざまな税制で減税対象となるだけでなく、補助金や住宅ローンの優遇を受けられます。その主な制度を紹介していきましょう。
補助金制度「子育てエコホーム事業」

ZEH住宅や長期優良住宅を取得した際にまず利用を検討したいのは「子育てエコホーム支援事業」です。対象者は子育て世帯か若者夫婦世帯に限られますが、ZEH住宅で最大80万円、長期優良住宅で最大100万円もの補助金が受け取れる大変お得な制度です。
申請は住宅販売事業者が行いますが「子育てエコホーム支援事業者」に登録していることが前提になります。制度の利用を検討する際には、住宅会社との契約前に登録の有無を確認しましょう。
なお、当社はすでに「子育てエコホーム支援事業登録業者となっていますので、この事業を活用して家づくりをしていただけます。
【フラット35】の低金利融資
住宅金融支援機構の全期間固定金利住宅ローン【フラット35】では、住宅の省エネ性能に応じて金利の引き下げを実施しています。
例えば、一定の基準を満たしたエコ住宅であれば当初5年間0.25%の金利引き下げとなるところ、ZEH住宅では0.75%となります。さらに、子どもの人数や長期優良住宅の認定によって0.25%ずつ引き下げられるため、ファミリー世帯は大きな引き下げ幅が期待できるでしょう。
今後の社会情勢によっては変動金利のリスクが高くなるとの見方もあるため、低い金利で固定金利を利用できるメリットはより大きくなるものと予想できます。
まとめ

さまざまな減税制度を利用できるエコ住宅ですが、特に長期優良住宅やZEH住宅の取得時に大きな恩恵を受けられます。
しかし、申請先や手続き方法はそれぞれの税制によって異なります。契約する住宅会社や自治体に相談しながら、補助金や住宅ローン優遇制度とあわせて検討を進めましょう。
兵庫エリアを拠点とするヤング開発では、ZEH住宅が標準仕様!さらに、ZEH住宅や長期優良住宅を超える断熱性能を持つ「HEAT20 G2」グレードが標準仕様で選べます。
住宅購入に関する減税・補助金などの各種お手続きに関しても、有益情報をお伝えしながらしっかりとサポートいたします。
エコ住宅に関するご相談なら、ヤング開発までお気軽にお問い合わせください。
※本記事は2024年4月現在の情報に基づいて作成されたものです。最新の情報は、各制度の公式ホームページでご確認ください。

近年、光熱費の高騰や省エネ基準の改正を受け、マイホームを省エネ住宅で建てる人が増えています。
しかし目に見えない住宅の省エネ性能は、その内容やレベルが確認しづらいというのが正直なところ。さらにZEHや長期優良住宅など、省エネ住宅のタイプや違いが分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事は、省エネ住宅かどうかを確認する方法やその基準、省エネ住宅の種類を解説します。
マイホームの購入を考えている方にとっては非常に大切な情報です。しっかりとチェックしておきましょう。
省エネ住宅かどうかを確認する方法

省エネ住宅は、家庭でのエネルギー消費を抑える工夫がされた住宅のことです。具体的には、国が定める省エネ基準を満たす住宅が省エネ住宅と定義されます。
2025年度以降は、一定の省エネ水準を満たすことが要件となる「省エネ基準適合住宅」が義務化されるため、新築される住宅は原則省エネ住宅ということになります。
しかし、省エネ基準適合住宅は今後の基本性能となるレベルの省エネ住宅。より性能の高い省エネ住宅を求める場合や、省エネ性能以外の性能を細かく知りたいという場合には、以下二つの制度を利用することがおすすめです。
・住宅性能評価書
・BELS評価書
ちなみにヤング開発では、全戸が高性能の省エネ住宅のため、マイホームを安心してお選びいただけます。さらに、国の省エネ基準を大きく超える「HEAT20 G2」グレードが標準仕様で選択可能。業界の一歩先を行く省エネ住宅を提供します。
住宅性能評価書
住宅の省エネ性能は、断熱性を示すUA値などを参考に調べることができますが、さらに簡単にチェックする方法として「住宅性能評価書」が挙げられます。
住宅性能評価書は、完成した家に対し第三者評価機関が性能を評価するもので、耐震性や劣化対策など、あらゆる項目が総合的に判断されます。
省エネ性能をチェックする場合は「温熱環境・エネルギー消費量」の項目を確認しましょう。同項目内の「断熱等性能等級」と「エネルギー消費量等級」それぞれの等級を見ることで、どの程度の省エネ性能を持つのかが把握できます。
BELS評価書

BELS(ベルス)は、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が運営する、住宅の省エネ性能(燃費)を評価する制度のことです。
新築住宅だけでなく、中古住宅や建物の一部も対象になる点が特徴です。
評価書では5段階の★の数で住宅の省エネ性能を表示するため、ひと目で省エネレベルを判断できます。さらに「消費エネルギー削減量」「基準に対する建物のレベル」「一次エネルギー消費量基準と外皮基準への適合可否」の内容が1枚の評価書に記載され、省エネ性能を視覚的に判断できる工夫がされています。
省エネ住宅の基準とは?

省エネ住宅を簡単に判断する方法をお伝えしましたが、ここからは具体的な基準を解説します。
住宅の省エネ性能については二つの基準を用いて計算・評価します。それぞれ紹介していきましょう。
外壁や窓などの外皮性能における基準

この基準は、住宅の外壁や窓などの「外皮」にどれだけ断熱性能があるかを評価するものです。
住宅の外皮性能は「UA(ユーエー)値」と「ηAC(イータエーシー)値」により構成され、いずれも地域区分別に規定される基準値以下になることが必要です。
・UA値(外皮平均熱貫流率):室内外の熱の出入りの指標で、値が小さいほど断熱性能が高いことを表す。
・ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率):太陽日射の室内への入りやすさの指標で、値が小さいほどに遮蔽性能が高いことを表す。
設備機器の一次エネルギー消費量における基準

一次エネルギー消費量とは、冷暖房や換気、照明や給湯、太陽光発電システムなどに使用するエネルギー消費総量を指します。
この基準では、想定値として算定した設計一次エネルギー消費量が、標準仕様(平成28年基準相当の外皮と標準的な設備)で算定した基準一次エネルギー消費量以下となることが求められます。
一次エネルギー消費性能は「BEI値」で表され、国の省エネ基準では1.0以下であることが要件です。
兵庫県における省エネ住宅の基準とは?
建築物省エネ法では、全国を8地区に分けそれぞれの気候に応じた基準を設けています。寒冷な地域ほど厳しい基準に、温暖な地域ほど比較的緩い基準が設定されています。
兵庫県が区分されるのは主に5・6地域、一部が4地域です。
5・6地域では、断熱性能を示す「基準UA値」は0.87、日射遮蔽性能を示す「基準ηAC値」は2.8~3.0が基準です。
つまり兵庫県の主なエリアにおいては、UA値0.87以下、ηAC値2.8~3.0以下の住宅を「省エネ住宅」と呼ぶことができます。
省エネ住宅の種類

省エネ住宅には数々の種類があり、住宅タイプによって省エネレベルや特化する内容が変わります。
主な省エネ住宅の種類を紹介していきましょう。
省エネ基準適合住宅
2025年4月以降に義務化が予定されている、国の省エネ基準を満たす住宅です。
高断熱性や省エネ性が特徴の省エネ基準適合住宅ですが、今後の新築住宅においては必須の性能レベルとなります。これからの住宅においてスタンダードとなる省エネ性能を持つ住宅となります。
ZEH水準住宅

ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称。
ZEH住宅は、高断熱・高気密化によりエネルギー消費を抑えながら、太陽光発電などの創エネ設備を組み合わせることで、年間の一次エネルギー消費量を概ねゼロにする住宅です。
家を建てる地域や建築条件により「Nearly ZEH」や「ZEH+」などの区分が設けられています。
長期優良住宅
長期優良住宅は、省エネ性能だけでなく耐震性や劣化対策、住みやすさやバリアフリー性など、さまざまな点に配慮が求められる国の認定住宅です。
維持管理や保全計画の設定なども基準に含まれるため、メンテナンス性にも優れた住宅になります。
認定低炭素住宅

認定低炭素住宅は、CO2の排出を抑えるための対策に特化した環境配慮型の住宅です。
「都市の低炭素化の促進に関する法律(エコまち法)」において制定され、市街化区域内の住宅が対象となります。
建築の省エネ・劣化対策に加え、エネルギー消費を管理するHEMSの導入や節水型機器の採用、住宅と電気自動車間で給電・充電ができるV2H(Vehicle to Home)の設置などが求められます。
スマートハウス

スマートハウスとは、太陽光発電などにより住宅内でエネルギー供給・蓄電を行い、IT技術によってエネルギーを見える化・最適化する省エネ住宅のことです。
導入される設備は、エネルギー消費を管理するHEMS、太陽光発電システム、リチウムイオン蓄電池システム、高効率電気給湯機、省エネ家電などが挙げられます。
まとめ

省エネ住宅かどうかを判断する方法や基準、省エネ住宅の主な種類について解説しました。
近年の急速な需要拡大に伴い、高い省エネ性能を持つ住宅を標準仕様としているハウスメーカーや工務店も増えています。しかし、もはや「省エネ基準適合」レベルの住宅では省エネ性能が高いとは言えない時代になりつつあります。
国の定める基準をはるかに超える性能を持つ省エネ住宅でなければ、住み心地の良さや光熱費削減の効果を強く実感することはできません。
兵庫エリアで家づくりを手掛けるヤング開発では、ZEHや長期優良住宅を上回る断熱性能を持つ「HEAT20 G2」グレードが標準仕様で選べます。
省エネ効果の高いマイホームを得たいとお考えの方は、ヤング開発までお気軽にお問い合わせください。
こんにちは、ヤング開発です。
今回は、高砂市伊保崎の総4区画の分譲地「ローズビレッジ伊保Ⅲ」で公開中のモデルハウスをご紹介します!

「ローズビレッジ伊保Ⅲ」は、買い物施設が近隣にたくさんそろい、子ども園や小学校へは徒歩10分、山電「伊保」駅までは自転車4分と、便利な暮らしが叶う好立地の分譲地です。
それでは早速、当社の設計担当者によるこだわりポイントをご紹介します。
●家族団らん空間に花粉や菌を持ち込まない「ただいま動線」
玄関と洗面室の間には、ウォークスルータイプの衣類収納ゾーンを設けました。
帰宅後すぐにコートや荷物を片付け、そのまま洗面室へ。

手洗いを済ませて、きれいになった状態で家族の集まるLDKに向かえます。
花粉や雑菌、ウイルスなどが侵入しにくいクリーンな室内環境が実現しますね♪
●家族みんなで使えるカウンター付の畳コーナー
リビング脇に設けたロングカウンター付の畳コーナーは、リモートワークやお子様の学習にピッタリのスペース!

キッチンやダイニングからも見渡せるため、家族とコミュニケーションを取りながら、思い思いの作業が可能です。
落ち着いたカラーのアクセントクロスとペンダントライトで、空間全体をおしゃれに演出しました。
●家事がはかどる広めの洗面室
洗面室は、使いやすさにこだわり広々設計♪
玄関方向と、キッチン方向の両方からアクセスできる2way動線だから、帰宅後の手洗いだけでなく、洗濯などの家事や朝の身支度もスムーズに行えます。

●柱を利用したおしゃれな飾り棚
構造として家を支えながら、同時に飾り棚としての機能を持つデザイン性の高い柱も注目ポイントです!

オープンタイプながらもゆるやかに空間を区切る畳コーナー脇の飾り棚は、小さなオブジェや単行本などを置くのにぴったり。

目隠しにもなる壁を利用して設けた玄関ホールの縦長ニッチは、空間を彩るおしゃれなアクセントに。
来客時にもマイホームの魅力をアピールしてくれること間違いなしです!
●各所に設けた充実の収納スペース
キッチンには、日用品や食材がたっぷり収納できるワイドなサイズのパントリー、LDKの一角にはお子様のおもちゃや生活用品などがしまえる扉付きのリビング収納を配置。


2階には家族の衣類や季節用品、家電品などをたっぷり収納できるファミリークローゼットも設置しました。
1か所にまとめて収納でき、家族の着替えを各部屋に持っていく手間が省けるのがうれしいですね!
各所に豊富な収納スペースを設けていることも当モデルハウスの特徴です。
現在、事前に見学予約いただいた方限定のご来場キャンペーンに加え、ご契約者特典が満載の初夏の大感謝祭を開催しています。
ぜひ一度ご見学にお越しくださいね!
▼ローズビレッジ伊保Ⅲ【公式HP】はこちら▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/4takasago/rv_iho3/
▼見学予約はこちら▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/4takasago/rv_iho3/reserve/
▼キャンペーン詳細はこちら▼

2025年度以降に、日本の家づくりを大きく変える制度がスタートするのをご存じでしょうか。
現在日本では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けあらゆる取り組みを進めています。住宅に関しても省エネ性能への規制が強化され、2025年4月より「省エネ基準適合」が義務化されることが決定しました。今後は、省エネ基準を満たした住宅以外建てられなくなります。
この記事では、省エネ基準適合の義務化が家づくりに与える影響や求められる基準、省エネ基準適合住宅の評価と確認方法を解説します。マイホームの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
2025年4月から「省エネ基準適合」が義務化

2022年の建築物省エネ法改正に伴い、2025年4月から住宅の省エネ基準適合が義務化されることになりました。
そもそも「省エネ基準」とはどういうものでしょうか。また、義務化によって何が変わるのでしょうか。その内容について確認していきましょう。
省エネ基準とは?

省エネ基準とは「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」によって定められた、建築物における省エネ性能の基準および規制を指します。
国は、2050年カーボンニュートラル、2030年度温室効果ガス46%排出削減(2013年度比)の実現を目指し、エネルギー消費量の約3割を占める建築分野での対策を強化しています。
1980年に制定された住宅の省エネ基準ですが、段階的に改正され、2013年には「断熱性能」と「一次エネルギー消費量」に関する基準が加わり、現行制度の骨子となる内容がつくられました。
省エネ基準適合で何が変わる?

現行制度で省エネ基準への適合が義務付けられているのは、床面積300㎡以上の中・大規模の非住宅のみ。中・大規模の住宅は「届出義務」が、それ以外の小規模住宅・非住宅は「説明義務」が課せられています。
国は建築物のさらなる省エネ性能強化を目指し、2022年6月に建築物省エネ法を改正、2025年4月以降はすべての新築住宅・非住宅に省エネ基準適合を義務化することを決定しました。
以後は、省エネ基準を満たす住宅でなければ建築できないこととなり、地域密着型の小規模工務店から大手ハウスメーカーまで、対応が急務で進められています。
また、建築物の増改築についても、増改築する部分のみ基準適合が求められることになりました。
省エネ基準を満たした住宅は、少ないエネルギー消費で快適な住環境を維持できる住宅です。マイホームを検討する購入者にとっては、より良い住まいを得るための嬉しい制度と言えるでしょう。
実際に適合を認定されるには、建築確認時に省エネ基準の適合性審査を受けることが必要です。通常は住宅会社や設計士が手続きを進めるため、住宅購入者が特別にするべきことはありません。ただし、審査内容に問題が生じた場合などは工事期間にも影響が出る可能性があり、実績が少ない住宅会社などに依頼する場合には注意が必要です。
ヤング開発では、省エネ基準を大きく超える性能を持つ「ZEH住宅」を標準仕様としています。さらに、選べる標準仕様として国際レベルの省エネ性能を持つ「HEAT20 G2」仕様を設定。省エネ住宅においては先駆けて施工を開始し、数多くの実績を積み上げています。
省エネ性能を評価する2つの基準

省エネ基準に適合するためには、次の2つの基準を満たすことが求められます。
・外壁や窓などの外皮性能を評価する基準
・設備機器の一次エネルギー消費量を評価する基準
それぞれ詳しく解説していきましょう。
外壁や窓などの外皮性能を評価する基準

住宅の外壁や窓などの外皮性能で指標になるのは「UA(ユーエー)値」(外皮平均熱貫流率)と「ηAC(イータエーシー)値」(冷房期の平均日射熱取得率)です。
UA値は室内と外気の熱の出入りのしやすさの指標、ηAC値は太陽日射の室内への入りやすさの指標です。UA値とηAC値は数値が低いほどに「外気温や日射の影響を受けにくく、高い断熱性と遮蔽性がある」ことを示します。地域別に設けられた基準値以下となることで、外皮基準をクリアしたとみなされます。
【外皮性能の省エネ基準値(戸建住宅の場合)】
地域区分 | 1地区 | 2地区 | 3地区 | 4地区 | 5地区 | 6地区 | 7地区 | 8地区 |
主な都道府県 | 北海道北部 | 北海道南部 | 青森・岩手 | 宮城・新潟 | 東京・愛知 | 兵庫・福岡 | 宮城・鹿児島 | 沖縄 |
UA値 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | – | |||
ηAC値 | – | – | 3.0 | 2.8 | 2.7 | 6.7 |
設備機器の一次エネルギー消費量を評価する基準

一次エネルギー消費量とは、住宅内で消費するエネルギーの総量を指します。
対象となる設備機器は以下の通り。
・冷暖房
・換気
・照明
・給湯
・エネルギー利用効率化設備(太陽光発電システムなど)
この基準では、該当建物で実際に使用する設備機器を算定した設計一次エネルギー消費量が、標準値として規定された基準一次エネルギー消費量以下となることが求められます。
一次エネルギー消費性能は「BEI値」で表され、1.0以下で省エネ基準に適合すると認められます。ただし、より省エネ性能が優れた住宅と判断されるのはBEI値0.7~0.8、国が推奨する「誘導基準」では0.9以下が目安です。
省エネ基準適合の評価・確認方法

2025年4月以降は、すべての新築住宅で省エネ基準適合が義務付けられるため、基本的に適合の確認は不要になります。ただし、既存住宅を購入する場合や省エネ性能の詳細を知りたいといった場合には、性能を評価する証明書によって確認が可能です。
住宅性能評価書
住宅性能評価書は、完成した家に対し第三者評価機関が性能を評価するものです。耐震性や劣化対策など、あらゆる項目が総合的に判断されるため「住宅の通知表」とも言われています。
住宅性能評価書の取得には一定の費用がかかりますが、取得すればマイホームの性能をまんべんなく知ることができる貴重な資料となるでしょう。
住まいの安心が担保されるだけでなく、評価内容に応じて住宅ローン金利の優遇や地震保険料の割引を受けられるといったメリットもあります。
BELS評価書
BELS(ベルス)は、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が運営する制度です。5段階の★の数で住宅の省エネ性能(燃費)を示し、視覚的にわかりやすい評価が特徴です。
BELS評価書では、省エネ基準適合に必要な「外皮性能」と「一次エネルギー消費量」についての適合状況がひと目でわかり、UA値やBEI値なども簡単に確認できます。
住まいの省エネ性能が誰にでもわかりやすく示せることは、不動産価値の向上といった効果も期待できるでしょう。
まとめ

今回は、2025年度に義務化される省エネ基準適合について解説しました。
国の基準を満たした省エネ基準適合住宅は、高い断熱性や遮蔽性、エネルギー消費量の削減など、一般的な住宅と比べ高い省エネ性を実現する住宅です。
しかし、これからの時代の新築住宅では最低レベルの省エネ性能となり、決して十分な性能を期待できるとはいえません。より快適で光熱費を削減できる家に住みたいという場合には「ZEH住宅」や「長期優良住宅」といった省エネ住宅を選ぶことをおすすめします。
兵庫エリアで家づくりを手掛けるヤング開発では「HEAT20 G2」仕様が無料標準で選べます。「HEAT20 G2」は、省エネ性能と居住環境の質を最適なバランスで兼ね備えた国内最高レベルの省エネ住宅です。
断熱等級に注目して比較すると、省エネ基準適合住宅では等級4、ZEH水準で等級5、「HEAT20 G2」で等級6となります。断熱性ひとつとっても「HEAT20 G2」の性能の高さがうかがえます。
一年中快適な暮らしを実現したいとお考えの方は、ヤング開発までお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
近年は過去最低水準で推移してきた住宅ローンの金利ですが、今年3月に開かれた金融政策決定会合での「マイナス金利政策」解除の決定により、大きな変化の兆しを見せています。
日銀の政策転換により、預金の金利が上がるプラスの面がある一方、住宅ローン金利の上昇というマイナス面も見込まれます。
今後の住宅ローン金利は一体どのように変わっていくのでしょうか。

今回は、マイホーム購入を検討している方に向け、2024年現在で予想される住宅ローン金利の動向を解説します。
●変動金利はゆるやかに上昇

民間の住宅ローン利用者のうち7割以上が選んでいる変動金利は、一般的に金融機関が優良企業向けに短期融資する際の金利「短期プライムレート(短プラ)」を基準に決められています。
短プラは日銀の政策金利の影響を大きく受けるものですが、2009年以降1度も変わらない状況が続いていました。
しかし今回、日銀がマイナス金利解除によって政策金利を引き上げたことにより、各金融機関は短プラの見直しを検討、すでに住信SBIネット銀行、イオン銀行は2024年5月に短プラを引き上げると発表しています。
したがって、短期プラに連動する住宅ローンの変動金利も上昇局面にあるのは間違いありません。
ただし、金融機関が新規客獲得に向けた優遇金利をある程度継続していくこと、一般的な変動金利は「5年ルール」によって返済額が一定期間変わらないことを考えれば、その上昇幅はゆるやかになる見込みです。
●固定金利は長期金利に伴い上昇

固定金利は、短期的な景気が反映されやすい長期金利の水準を目安に決定されます。
2023年12月、アメリカの利下げ予想により長期金利が低下傾向となり、アメリカ経済と連動しやすい日本の長期金利も下げ傾向に転じました。
しかし、2024年3月には長期金利をコントロールする金利政策が撤廃され、住宅ローンの固定金利も上昇の兆しを見せています。
実際に、大手銀行5行の5月の住宅ローン金利では、10年固定型で各行がそろって引き上げを発表しています。
●マイホーム購入は早めの検討がおすすめ!

マイナス金利の解除や経済状況の変容を受け、変動金利・固定金利ともに少しずつ上昇していくと予想されます。
住宅購入を検討している方は、まだ超低金利の恩恵を受けられる今のタイミングでの住宅ローン契約がおすすめです。
手元の貯蓄も確保しながら必要な金利タイプを見極め、場合によってはミックスでの借入も選択肢に入れリスク回避しましょう。


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